コオッタチキュウスノーボールアーストセイメイシンカノモノガタリ
凍った地球―スノーボールアースと生命進化の物語―


田近英一

マイナス50℃、赤道に氷床。その時、生物はどう生き残ったのか?

地球はかつて、現代の温暖化とは比較にならないほどの気候変動を経験した。中でも、数百万年にわたり凍りついていたという「全球凍結仮説」は最も衝撃的だ。厳寒がもたらしたものとは? 大気の変化、温暖化プロセス、プレートテクトニクス、太陽の影響、生物進化など、様々な角度から、コペルニクス以来の大仮説が証明されていく。

発行形態 : 書籍
シリーズ : 新潮選書
判型 : 四六判変型
頁数 : 196ページ
ISBN : 978-4-10-603625-5
C-CODE : 0344
ジャンル : サイエンス
サイエンス
発売日 : 2009/01/23

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田近英一
タヂカ・エイイチ

1963年、東京都杉並区生まれ。東京大学理学部卒。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。現在、東京大学大学院理学系研究科准教授。専門は地球惑星システム科学。2003年第29回山崎賞、2007年日本気象学会堀内賞受賞。著書に、『進化する地球惑星システム』『宇宙で地球はたった一つの惑星か』『地球惑星科学入門』『地球システム科学』『地球進化論』『新しい地球史』(すべて共著)等。

 まえがき
プロローグ
第一章 寒暖を繰り返す地球
1 南アフリカの大地に証拠が/2 氷河時代にいる私たち/3 赤道まで凍っていた
第二章 地球の気候はこう決まる
1 環境を決める三つの要素/2 一気に凍り、一気に融ける/3 太陽は少しずつ明るくなっている/4 地球環境はなぜ安定しているのか/5 プレートテクトニクスの役割
第三章 仮説
1 気づかれなかった論文/2 四つの謎が一つの仮説で解けた/3 零下五〇度から摂氏五〇度まで
第四章 論争
1 激しいやりとり/2 地球は横倒しになっていた?/3 生物はどうやって生き延びたのか/4 ソフトかハードか/5 答えは南極大陸に/6 なぜ全球凍結したのか
第五章 二二億年前にも凍結した
1 地球と生物の共進化/2 なぜ酸素濃度は急激に上がったのか/3 カナダ・ヒューロン湖にある地層
第六章 地球環境と生物
1 絶滅と進化の繰り返し/2 真核生物の誕生/3 生物進化に与えた影響
第七章 地球以外に生命はいるのか?
1 地球のような惑星/2 金星や火星にも海があった/3 存在するスノーボールプラネット
エピローグ

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