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成果主義、360度評価、フラット型組織……偽りの「改革」にはもうウンザリだ! 企業人必読の書。

御社のトップがダメな理由

藤本篤志/著

734円(税込)

本の仕様

発売日:2008/04/16

読み仮名 オンシャノトップガダメナリユウ
シリーズ名 新潮新書
発行形態 新書、電子書籍
判型 新潮新書
頁数 200ページ
ISBN 978-4-10-610260-8
C-CODE 0234
整理番号 260
ジャンル マネジメント・人材管理、実践経営・リーダーシップ
定価 734円
電子書籍 価格 648円
電子書籍 配信開始日 2011/11/25

「人事が適当すぎて話にならない」「組織のシステムがコロコロ変るだけで、何も好転しない」――。会社員ならば誰もが一度は感じたことがある理不尽。諸悪の根源は、思いつきで新しい制度に飛びついたトップたちだった。成果主義、三六〇度評価、フラット型組織、ボトムアップ主義は、企業を蝕む「新型ウィルス」なのである。真に日本に適合したシステムとは何か。『御社の営業がダメな理由』に続く全企業人必読の一冊。

著者プロフィール

藤本篤志 フジモト・アツシ

1961(昭和36)年大阪府生まれ。大阪市立大学法学部卒。USEN取締役、スタッフサービス・ホールディングス取締役を歴任。2005年、(株)グランド・デザインズを設立して代表取締役に就任。主な著書に『御社の営業がダメな理由』『社畜のススメ』など。

株式会社グランド・デザインズ (外部リンク)

目次

まえがき
第1章 企業の寿命は三〇年か?
三〇年寿命説の根拠/濃密な関係に弱点がある/前の会社を引きずるタイプ
第2章 日本的「実力主義」「成果主義」がダメな理由
実力主義来襲/実力主義の罠/年俸制の悪用/現状維持の心理/実力主義が人事を殺す/腹黒い者が勝つ/年功序列の堅さ/ゴマすりも実力のうち/実力主義は直線一〇〇メートル走/本当の実力主義
第3章 三六〇度評価の罪と罰
誰かが誰かを評価している/一部が欠けた三六〇度/和風三六〇度評価/特効薬ではなく劇薬/二-六-二の法則/部下によるえこひいき/部下は世間知らず/密告社会/嫉妬の怖さ/欧米の実情
第4章 「フラット型組織」がダメ社長を作る
脱ピラミッド組織/フラット型組織のメリット/経験の喪失/トップ交代の失敗/問題は世襲ではない/民主的社長は会社を滅ぼす
第5章 民主的「ボトムアップ主義」の無責任
ボトムアップのメリット/ボトムアップの無責任/若手は賢いか/多数決の危険性/銀行介入がなぜ危険か/少数決でいい/現場を見ない/無意味なCEO
第6章 組織の「ダメ」を排除するために
ドライなアメリカ人/ルールを曲げる日本人/社員の一割がクビ/温故知新/人事部の復権を/ピラミッドは立体/日本人は非効率/組織をいじらない/オフィスの改善/コストはわずか/足元を固めるために/日本の経営
あとがき

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担当編集者のひとこと

人事や査定の不満

『御社の営業がダメな理由』が刊行されたのが2006年。新潮社の営業はともかくとして、多くの会社員の方々には「そうなんだよ。ダメだと思っていたんだよ」と強い共感の声をいただきました。
 この本で著者が書きたかったことは、営業部員や部長の悪口ではありません。合理的な営業とは何か、さらにいえば合理的な組織作りとはどういうものか、を極めて論理的に示した本です。だからこそ多くの共感を得たのでしょうし、新書編集部が営業部から恨まれることもなかったのでしょう。 新刊の『御社のトップがダメな理由』も、別に無能な上司を罵ってストレスを発散する本ではありません。それは読書よりも飲酒によって発散したほうがいい気がします。
 今回のテーマは「組織」「人事」「査定」にかかわること。会社のシステムそのもの、といってもいいでしょう。当然、こういう大きなことを決定するのはトップの皆さんです。
 だから「トップがダメな理由」なのです。といっても、「日本の古いやり方にしがみついている上層部はダメだ」「もっと若い人を使わないから3年で辞められるのだ」といった話ではありません。むしろ逆です。
「成果主義」「360度評価」「ボトムアップ主義」といった最近流行の制度は、一見、若い会社員たちにとっても良いもののように受け取られがちです。
 しかし、そんなものに騙されてはならない、と著者は強く警告します。いずれも社員のやる気を失わせたり、給料を不当に下げたりして、結果的に会社の体力を奪ってしまう「ウィルス」のようなものなのだ、と。
 前作以上に大きなテーマで、大きな共感を呼ぶこと間違いなしの一冊です。

2008/04/25

蘊蓄倉庫

企業30年寿命説

 コンサルティング業界では「企業30年寿命説」というのがあるそうです。超優良企業を除いては、中小企業の多くが設立から25~30年で活動を停滞させる傾向にある、というものです。その根拠はここでは割愛しますが、肉の偽装で破産したミートホープ社の設立は1976年、破産が2007年。まさに説を裏付けています。
掲載:2008年04月25日

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