内閣不信任案の駆け引きと現金バラマキに辟易
「石破首相」「野田立民代表」の大茶番劇
週刊新潮 2025年6月26日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/06/19 |
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JANコード | 4910203140655 |
定価 | 510円(税込) |
「石破首相」「野田立民代表」の大茶番劇
▼評判の悪い現金給付案を復活させたのは誰か
▼この半年、何もやってこなかった野田代表の罪
▼大連立説が流れる背景に財務省?
山尾志桜里を激怒させた玉木国民民主党代表のショートメッセージ
若き日の「長嶋茂雄ファイル」
音楽プロデューサー 鎌田俊哉氏が明かす“ジャニーズ名曲秘話”
元ソフトバンク捕手(43)の治らない性癖
▼大谷翔平 異例の「二刀流」早期復活で判明したチームと本人の事情
▼出演舞台のチケットは完売 最後の清純派「芳根京子」の評判とライバル
▼大風呂敷じゃないの? フジ「清水賢治社長」がライバル局で自己PR
▼外国人乗務員の日本語力
▼年金「脱退一時金」見直し
▼佐々木朗希も師匠も危うし
▼松田聖子60代の本格復帰 ほか
歌舞伎役者「中村児太郎」(31)が本誌記者に嘘八百
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/阿部 誠
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子対談 三池崇史 映画監督
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/蓮見圭一
▼Bookwormの読書万巻/小谷真理
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
内閣不信任案の駆け引きと現金バラマキに辟易
「石破首相」「野田立民代表」の大茶番劇
参院選を目前に控え、石破茂首相(68)が打ち出した「現金バラマキ」案が世論調査などで不評を買っている。そんな中、野党第一党である立憲民主党の野田佳彦代表(68)は最後の最後まで内閣不信任案提出を逡巡し……。終盤国会で繰り広げられる「大いなる茶番劇」。
公認取り消しの全内幕
山尾志桜里を激怒させた玉木国民民主党代表のショートメッセージ
一時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった国民民主党は、いわゆる「山尾ショック」の影響で支持率を大きく下げている。それにしても、この間の玉木雄一郎代表(56)の行動は、お粗末というほかない。関係者が明かした、山尾氏の公認取り消しまでの全内幕をお届けしよう。
62年1月、石原裕次郎と訪れたニューヨークで見たものとは
若き日の「長嶋茂雄ファイル」
往年の長嶋茂雄氏に熱狂したのは日本人だけではない。米大リーグも彼を本気で手に入れようとしていた。だが、ミスタープロ野球は日本に留まる。巨人軍が、いや日本社会が「ナガシマ」を必要としていたのだ。外国人記者たちが残した記録を徳本栄一郎氏が読み解く。
ラクに長生きしたい人のための「全身健康法」決定版
人間とは怠惰な生き物である……。本誌揭載の「健康記事」を厳選した『ラクに長生きしたい人のための よくばり健康法』(新潮新書)が発売された。過度に頑張らずとも長寿を実現できる方法とは。頭から下半身まで、各専門家が部位ごとに指南する「全身健康法」。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。