2014/04/10 新潮文庫メールマガジン vol.86
リリー・フランキーは僕らの世代の哲学者!?

 昨年、「凶悪」「そして父になる」という二本の話題作に出演し、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞したリリー・フランキー。恐ろしい犯罪者と、子どもを愛するお父さん、という対照的な二つの役を演じ分けたその力量に、多くの映画ファンが唸らされました。

 すっかり「俳優」としてのイメージが定着したリリーさんですが、名作『東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン―』を書いた作家として、また「おでんくん」をはじめとする愛すべきキャラクターを描くイラストレーターとしても活躍する、様々な顔を持つ才人です。

 今回ご紹介する新刊『エコラム』は、そんなリリーさんによるイラスト&コラムを集めたもの。
 担当編集者は本書を読んで、俳優が本業ではないリリーさんが、なぜあれほどまでに素晴らしい演技ができるのか、その秘密がわかったような気がしました。

無花果の森
小池真理子


小雨の降りしきる午後、夫の暴力に耐え切れなくなった新谷泉は、家を飛び出した。隠れ場所を捜し、ごくありふれた地方都市に降り立った彼女は、狷介な高齢の女性画家に家政婦として雇われることになる。降り続く雨のなか、時間だけが静かに流れゆく日々を過ごす泉は、思いがけない人物と出会う……。追いつめられ、全てを失った男女の愛と再生の物語。芸術選奨文部科学大臣賞受賞。


マツ☆キヨ―「ヘンな人」で生きる技術―
マツコ・デラックス 池田清彦


茶の間で引っ張りだこの人気タレント・マツコと、学会の主流になぜかなれない無欲な生物学者キヨヒコ。互いをマイノリティ(少数派)と認め合うふたりが急接近! 東日本大震災後に現れた差別や、誰をも思考停止にさせる過剰な情報化社会の居心地悪さなどを徹底的に話し合った。世の中の「常識」「ふつう」になじめないあなたに、「ヘンな」ふたりがヒントを授ける生き方指南。


『孤独のグルメ』原作者が描く、半径50メートルのグルメ!

食い意地クン
久住昌之

焼肉、ラーメン、とんかつ、ナポリタン、大根、塩辛、立ち食いそば、キャベツ……。愛する二十六品目のメニューについて、熱く語ります。

NYの豪快なビーフステーキ、インドネシアの豚の丸焼き、イタリアの野兎で作るラグー、沖縄のやわらかなラフティ。

世界ぐるっと肉食紀行
西川治

多数の写真とともにつづる垂涎必至の紀行エッセイ。







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