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小林秀雄と人生を読む夕べ【その6】文学を読むIII:「生と死」

小林秀雄の主要な作品を順次取り上げ、小林秀雄とともに人生を味わっていく集いです。連続講座ですが、毎回1編ずつとりあげますので、1回だけのご参加も大歓迎です。

小林秀雄と人生を読む夕べ【その6】文学を読むIII:「生と死」

 日本の近代批評の創始者・確立者として大きな足跡を残した小林秀雄は、深い思索と気風(きっぷ)のよい文章で、人生の教師としても仰がれ慕われました。その小林秀雄の主要な作品を順次取り上げ、小林秀雄とともに人生を読み味わっていく集いです。
 ご案内は、編集担当者として小林秀雄にじかに接していた新潮社の元編集者、池田雅延氏です。
 前半50分は各回の対象作品について池田氏がお話しします。後半40分は出席者全員での茶話会とし、池田氏が質問にお答えしたりしながら小林秀雄をより身近に感じるひとときを過ごします。

 講座「小林秀雄と人生を読む夕べ」、4月から始まった6回シリーズ〈文学を読む〉の第6回は、「生と死」を読みます。

 この作品は、昭和47年(1972)2月、『文藝春秋』に発表されましたが、元となったのは前年の11月、東京宝塚劇場で催された「文藝春秋祭り」での講演です。そのひと月あまり前には敬愛しつづけた志賀直哉が、2年前には親友のひとり獅子文六が亡くなっていました。死は前よりしも来らず、かねて後に迫れり―――生が終わって死が来るのではない、死は早くから生のうちに在って、知らぬ間に己れを実現するのだと言った「徒然草」の兼好、志賀直哉が生前に自ら用意していた骨壺、そして、獅子文六が最後に見入った牡丹に思いを馳せ、それぞれの死を得るさりげない工夫を小林秀雄もさりげなく語ります。この時期、小林秀雄は70歳を目前にしていました。
 小林秀雄が語った「生」と「死」を、本講座でも語ります。

開催日時 2017年9月21日(木) 18:50〜20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 ■第6回 1回券(茶菓つき):3,000円
■第6回 1回券・神楽坂ブック倶楽部会員限定(茶菓つき):2,800円

著者紹介

小林秀雄コバヤシ・ヒデオ

(1902-1983)東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。以後、「アシルと亀の子」はじめ、独創的な批評活動に入り、『私小説論』『ドストエフスキイの生活』等を刊行。戦中は「無常という事」以下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。1967年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(1977年刊)で日本文学大賞受賞。

池田雅延イケダ・マサノブ

昭和45年、新潮社に入り、「本居宣長」をはじめとする書籍の編集を通じて小林秀雄の肉声を聞き続けた。小林亡き後も第5次、第6次「小林秀雄全集」を編集、第6次全集では本文を新字体・新かなづかいで組み、全作品に脚注を施すなどの新機軸を打ち出した。