ホーム > News Headlines > 小林秀雄と人生を読む夕べ【その7】美を求める心:「雪舟」(第3回/全6回)

イベント/書店情報

小林秀雄と人生を読む夕べ【その7】美を求める心:「雪舟」(第3回/全6回)

小林秀雄の主要な作品を順次取り上げ、小林秀雄とともに人生を味わっていく集いです。連続講座ですが、毎回1編ずつとりあげますので、1回だけのご参加も大歓迎です。

小林秀雄と人生を読む夕べ【その7】美を求める心:「雪舟」(第3回/全6回)

 日本の近代批評の創始者・確立者として大きな足跡を残した小林秀雄は、深い思索と気風(きっぷ)のよい文章で、人生の教師としても仰がれ慕われました。その小林秀雄の主要な作品を順次取り上げ、小林秀雄とともに人生を読み味わっていく集いです。

 ご案内は、編集担当者として小林秀雄にじかに接していた新潮社の元編集者、池田雅延氏です。
 前半50分は各回の対象作品について池田氏がお話しします。後半40分は出席者全員での茶話会とし、池田氏が質問にお答えしたりしながら小林秀雄をより身近に感じるひとときを過ごします。

 「小林秀雄と人生を読む夕べ」の6回シリーズ<美を求める心>の第3回は「雪舟」を読みます。
雪舟は、「破墨山水図」「天橋立図」など、数々の名品で知られる室町時代の水墨画家ですが、小林氏はある年、長さ15メートル以上にも及ぶという雪舟の大作「山水長巻」を、山口県の所蔵家の好意で心ゆくまで眺める機会に恵まれました。
 こんなに心を動かされた山水図はいままで見たことがないと小林氏は言い、山水鑑賞が人生の目的になってしまったような男が山路を歩きだす、私もこの男と一緒に絵の中を歩きだすと筆を起し、男の目に映る水や岩を次々氏の文章に写していきます。
 こうして出来上がった「雪舟」は、まさに氏の「山水長巻」の模写と言え、またこれは雪舟という峻烈に生きた禅僧の肖像画です。
 読み進むにつれて、絵というものはこういうふうに見るものなのかという感動が襲ってきます。

開催日時 2017年12月21日(木) 18:50〜20:30(受付開始18:30)
会場 la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko  東京都新宿区矢来町67
(東京メトロ東西線神楽坂駅矢来口出てすぐ)
問い合わせ先 新潮社ラカグ室
fax:03-3266-7185 E-mail:sokoinfo@shinchosha.co.jp
URL 詳細はこちらをご覧ください。
備考 〈チケット〉
■10,800円/全4回通しチケット(茶菓つき)
■3,000円/第3回チケット(茶菓つき)
■2,800円/第3回神楽坂ブッククラブ会員限定(茶菓つき)

※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の20分前です。

著者紹介

小林秀雄コバヤシ・ヒデオ

(1902-1983)東京生れ。東京帝大仏文科卒。1929(昭和4)年、「様々なる意匠」が「改造」誌の懸賞評論二席入選。以後、「アシルと亀の子」はじめ、独創的な批評活動に入り、『私小説論』『ドストエフスキイの生活』等を刊行。戦中は「無常という事」以下、古典に関する随想を手がけ、終戦の翌年「モオツァルト」を発表。1967年、文化勲章受章。連載11年に及ぶ晩年の大作『本居宣長』(1977年刊)で日本文学大賞受賞。

池田雅延イケダ・マサノブ

昭和45年、新潮社に入り、「本居宣長」をはじめとする書籍の編集を通じて小林秀雄の肉声を聞き続けた。小林亡き後も第5次、第6次「小林秀雄全集」を編集、第6次全集では本文を新字体・新かなづかいで組み、全作品に脚注を施すなどの新機軸を打ち出した。