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「菅直人総理」を自在に操る怪しい「言霊詩人」 「居座り」も「脱原発表明」も

週刊新潮 2011年7月28日号

(木曜日発売)

356円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2011/07/21

発売日 2011/07/21
JANコード 4910203140716
定価 356円(税込)

「菅直人総理」を自在に操る怪しい「言霊詩人」
「居座り」も「脱原発表明」も
――伸子夫人が漏らした公邸からの「引越し」拒否と官邸が画策する9月訪米。菅降ろしの大合唱にも拘らず、退陣の可能性は日に日に小さくなっている。なぜ、元市民運動家はこれほど傲岸に振舞えるのか。心地よい言葉を宰相に吹き込む「言霊詩人」が浮かび上がった。

咲き誇る「なでしこジャパン」ピッチ裏余聞
大型アメリカを下して優勝!
▼タフな「澤穂希」も挫けた「両親離婚」と「2メートル黒人」
▼ピッチで結婚宣言「永里」のいつも心にショーペンハウエル
▼視聴者を驚かせた美貌のOG解説者「大竹七未」の化粧品
▼ビジュアル系「鮫島」の出身校教師が金属バットで撲殺された
▼「宮間あや」大活躍でもパパは「千葉県議」落選中!
▼次世代エース「岩渕」は運動神経規格外でも出る杭の洗礼
▼性同一性障害もいた女子サッカー30年の「事件ファイル」
▼鼻毛処理を忘れない「佐々木監督」の「綾小路きみまろ」焼酎

【特別読物】復興予算「20兆円」で東北がゴーストタウンになる!
大和総研顧問  原田 泰

【特別読物】牢獄に貧富の格差を持ち込んだ「改正監獄法」
ジャーナリスト  外山ひとみ

日本中に不安をまき散らす「年間1ミリシーベルト」男
「放射能ヒステリー」を煽る「武田邦彦」中部大学教授の正体

【ワイド】新・堕落論
(1)三代目「佐野浅夫」が見るに耐えなかった21世紀「水戸黄門」
(2)創価学会から漏れ出た「松山ケンイチ」心温まる信心逸話の真贋
(3)原子力村住人を片っ端から訴える反原発の扇動者「広瀬隆」
(4)「堤義明」突然の表舞台復帰でも蒸し返された会社私物化
(5)衆人環視でポパイ「倉本昌弘」の胸ぐらを掴む「PGA副会長」
(6)「コクリコ坂」から転がり出た「宮崎駿」父子の相克
(7)3万年に1度の奇跡を起こした「有村智恵」の男運
(8)「猫ひろし」カンボジア国籍のオリンピックは夢か売名か
(9)糟糠の妻と離婚「神田川俊郎」が店の上でおひとりさまの食卓

悪質な所得隠し7000万円!
世界的バイオリニスト「諏訪内晶子」不正蓄財の音色

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
団塊から歴女まで「日本史教科書」再読ドリル/小島 毅
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
明治めちゃくちゃ物語/野口武彦
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
セレブゴシップ天国ときどき地獄/関 陽子
気になる一手/中原 誠・小川誠子
私の週間食卓日記/世良光弘
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
アスクレピオスの愛人/林 真理子
村上海賊の娘/和田 竜
けさくしゃ/畠中 恵

黒い報告書/岩井志麻子

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/インシデント
▼マイオンリー 小山実稚恵
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 大森 望
▼オーバーシーズ/スポーツ
▼スクリーン 北川れい子
▼エンターテインメント/ガイド/アーツ
▼タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・おちょクリック!
・二人の写真家が見た“3.11からの1年”
・優越感具現化カタログ
・中年弁当男子

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。