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      四六判 丸背 厚表紙
      カバー 貼函入り 10ポ一段組
      各巻四〇〇~五七〇頁

時は室町末期。里見義実の娘、伏姫の胎内から飛翔した、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の八徳の玉を持つ八犬士、犬塚信乃、犬川荘助、犬山道節、犬飼現八、犬田小文吾、犬江親兵衛、犬坂毛野、犬村大角の活躍を描く物語。八犬士は運命の糸にあやつられながら、やがて安房の国里見家に集結、力を尽くして里見家対鎌倉管領方連合軍との大決戦に大勝利を収め、功名をとどろかす。信乃と現八の芳流閣の決闘、毛野の対牛楼の仇討ち、親兵衛の虎退治など、その発端から大団円まで、勇壮華麗、奇想天外な物語が繰り広げられる。