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書店員さんからの声

  • 生きていると、辛いこと、悲しいこと、苦しいことがある。私たちは下を向いてしまいがちだ。でも前を向いて生きること、そして空を見上げれば太陽が、鳥が、緑が見守っていてくれる。私たちのまわりには、支えてくれるものがたくさんあることを教えてくれます。私はスイカズラを庭に植えました。次の春が楽しみです。

    (あおい書店 富士店 鈴木裕里さん)

  • 私自身も、自分が期待していたことが起こらなかった時、それを自分の中でなかったことにして、忘れて、心にフタをして自分を守る、という生き方をしていました。でも心が傷ついても、朝日が、風が、木々が治してくれる。大切な人との愛しい思い出があれば強く生きていける。そう教えてくれる物語でした。

    (紀伊國屋書店 さいたま新都心店 五味雅子さん)

  • 社会派テーマが、小川糸さんの紡ぐ言葉で伝えられる、不思議な揺らぎと癒しの物語。「いずみ」という詩から始まる。何度も読み返したくなり、愛情が無尽蔵にあふれてくる。未来を照らしてくれるラスト1行の言葉を、私はずっと胸に抱いていきたい。

    (うさぎや 矢板店 山田恵理子さん)

  • 前半はショッキングでしたが、最後には、人間のすごい生命力を見せられた気がしました。そして、言葉、物語、本というものに、確かに救われる、と確信できました。きっと誰かの生きる糧になる、と思うと、本を売る人間としての使命感も湧いてきました。糸さんの想いが、たくさんの人に届きますように。

    (紀伊國屋書店 加古川店 吉田奈津子さん)

  • 生きるのに必要なもの、ほんとうに必要なことは何だろうか。それが満たされていれば、何がなくとも、何ができなくとも、光の中で生きていけるのかもしれない。そんなことを思う物語。音や匂いや気配、そんなものがいとしくなる。

    (有隣堂 ラスカ小田原店 高橋美羽子さん)

  • あふれるような光に、包まれた気がした。澱んだものをすべて脱ぎ捨てて洗い清め、ひとは変われるのだと信じさせてくれる物語でした。この世に存在するすべての苦しみに、この光が降り注ぐことを願ってやみません。

    (丸善 丸広百貨店東松山店 本郷綾子さん)

  • 優しい陽だまりに包まれているような……そんな気持ちになりました。前向きに今この一瞬をどう生きてゆけばいいのかを考えるとわちゃんの姿に光を感じました。自分から一歩を踏み出すのは、とても勇気がいることですが、きっとそんな誰かの背中をそっと押してくれる、優しい物語です。

    (ブックポート 大和店 櫻井もなみさん)

  • 何度も本を抱きしめた。この先、また挫けそうになった時、「とわの庭」に会いに行きます。

    (紀伊國屋書店 本町店 谷川美鈴さん)

  • 希望にあふれる、おまもりにしたい一冊でした。

    (さわや書店 ORIORI 萩原しおりさん)

  • こんなにすごいお話は、いまだかつて読んだことがありません。読んであなたも興奮してください。

    (くまざわ書店 南千住店 鈴木康之さん)

  • コロナや災害でささくれだつ気持ちが和らぎました。

    (コメリ書房 鈴鹿店 森田洋子さん)

  • 衝撃的なお話で、一気に読んでしまいました。長い長い余韻に浸っています。

    (紀伊國屋書店 天王寺ミオ店 木曽由美子さん)

  • 残酷でありながら慈愛に満ちた不思議な読後感に包まれる。小川糸さんならではのかけがえのない物語。

    (今井書店 グループセンター店 鳥橋早苗さん)

  • 天から降り注ぎ地から湧き上がるような、独特の文学世界はまったく揺るがぬどころかますます雄弁になっていますね。凄いです。
    どんな人生にも光があれば影もある。
    人は誰でも十字架を背負って生きている。
    移ろう季節のように自分も変化し続ければ、きっと新たな光を感じて成長することができる。
    少女の過酷な闘いと自然との調和の日々の中から、真っ直ぐで大らかな人生賛歌が聞こえてきました。
    深い孤独の闇は生きづらい現代社会の象徴で、目に見えないからこそ五感が研ぎ澄まされる。
    この物語が教えくれる真理はたくさんあります。
    スイカズラの花言葉の意味を改めて噛みしめました。
    『とわの庭』は光に満ちた僕らの心の原風景。

    (ブックジャーナリスト 内田剛さん)

  • すべてはここから始まって、そしてまた戻ってきた。
    命の起点だけは塗り替えることも、またやり直すことも出来ない。彼女の来し方、またこれからを思うとき、愛情が憎しみに変わる瞬間がくるかもしれないし、それを咎めることは誰にも出来ない。だから、いま十和子自身が誰のためでもなく、自分を肯定する場所として、母と過ごした記憶=この庭に戻ってきたと言えることは、なんて尊いことなのだろう。
    そして、この言葉は決して作者が言わせたものではないと、断言できるだけの物語を積み重ねてくれた小川さんにお礼すら言いたくなってしまう。
    十和子がこんな風に生きてこられたのは間違いなく彼女を見つめるいくつもの眼差しが、あらゆる偏見や憐みに曇らない揺るぎのないものだったからに他ならない。他人を迎え入れるフィルターとして、姉、母親、親友、恋人といった役割を、誰かが替わるがわる果たし、傍にはいつもジョイがいた。すずちゃんにはなかなかの言われようだったけど、僕はリヒトの功績もなかなか大きいと思う。ふたりは恋を急ぎ、恋に溺れて、浮かび上がったときには、ひとりだったかもしれない。でも、あの甘美な時間は確かにあったし、それがどれだけ大切なものかを、十和子はきっと十分に知っている。
    僕はこの物語を読んで、もう少し人を、世界を信じてみたいと思った。巷に悲劇が溢れていようとも、それを悲劇にしないあたたかさを僕らは最初から持ちあわせている筈なのだ。

    (紀伊國屋書店 新宿本店 竹田勇生さん)

  • 相当の覚悟や信念を持って小川さんが執筆されたことがひしひしと伝わる力作でした。
    きっと人は、自分に魔法をかけることができる。
    暗闇の中、ずっともがき続けるのならば、同じだけの生きる力を、ちがう方向へ解き放つことができるはず。じぶんにはどんどん回復魔法をつかってあげることが大事なんだなと思います。

    (TSUTAYA 中万々店 山中由貴さん)

  • 辛い過去をかかえながらも、前を向いて生きているとわちゃんに、大きな勇気をいただきました。

    (本の王国 南安城店 莨谷俊幸さん)

  • とり戻せない過去を嘆くことより未来の自分を輝かせる方法を考えることが何より大切で幸せなのだと〈とわ〉が教えてくれた。

    (うさぎや 自治医大店 江頭杏奈さん)

  • 暗闇の中から自分の力で光を手にしたとわに、私自身はげまされる思いでした。
    大好きな小川糸さんの作品、今回もまた小川さんらしいキャラクターたちに魅了されました。

    (Book Yard.CHAPTER3 川本梓さん)

  • 身近な生き物がとわの心を支え、諦めず生きる力を与えてくれた事に感動する。とわが母の優しかった思い出を大切にしていて、最後まで恨みや憎しみを爆発させなかった事を私は受け入れる事ができた。
    私は糸さんの小説の中でこの作品がいちばん好きだ。

    (くまざわ書店 新潟西店 大谷純子さん)

  • どんなに閉ざされた世界でも一歩を踏み出してしまえばたちまち、新しい世界が次々広がって今までとは違う自分になれると教えてもらいました。とわちゃんと共に一歩踏み出せた気がします。

    (岩瀬書店 富久山店 吉田彩乃さん)

  • 壮絶な人生を歩んできた十和子(とわ)の話なのに悲壮感は無い。
    それは十和子が人を恨んだり、妬んだり、負の感情に支配されないからだと思う。
    彼女の人生は優しい光の射す方へと歩み続ける“希望”そのものだ。
    失ったものを数えるよりも、今あるものを楽しみ、これからの出会いを想像してワクワクしよう!
    あたたかな安心感に包まれたような読後感でした。

    (紀伊國屋書店 仙台店 齊藤一弥さん)

  • とわが感じとっている匂いや音に彩られた世界は、生命力に溢れていて、間違いなくまぶしい。
    沈丁花や金木犀など、読んでいて自分の記憶にもある花の香りが思い起こされて、体や心の中に染みいってくるような物語でした。

    (宮脇書店 徳山店 岩枝泉さん)

  • 過酷で厳しい中でも、どこかにいつも、静けさや澄んだ空気が漂い続ける物語は小川糸さんの真骨頂のように思います。
    「どんな状況下であってもただただ前を向いて生き続けること」をそっと教えてくれているように思えました。

    (六本松蔦屋書店 山田麻奈未さん)

  • 困難にぶつかっても先が見えない状況になっても、生あるものが、光となり、先を照らしていくもの。
    彼女の明るい未来が見えてきます。

    (興文堂 平田店 奈良井和子さん)

  • おとぎ話のような優しさに包まれながら、とわとお母さんの物語が始まります。
    周りの人たちに支えられながら、社会に馴染む特訓に励み、生まれ育った家に戻ったとわ。
    あの庭のような生命力の豊かさをとわに感じました。
    真相が明かされてもお母さんを憎むこともなく、純粋なまま生きていくとわの魂の清らかなこと。
    あたたかさ、優しさ、まばゆい光に包まれた美しい物語です。

    (丸善 名古屋本店 竹腰香里さん)

  • じんわり小川糸さんの温かな世界に浸りました。
    人はどうしても哀しみを背負って生きていかなければならないとき、自分を守るために振り返らず前に進むのだ。
    今日も前を見つめて歩こう。未来、夢を信じて。
    素敵な作品でした。ありがとうございます。

    (未来屋書店 大日店 石坂華月さん)

  • しあわせか、ふしあわせかなんて、自分にしかわからない。
    世界がなんといおうと、愛し愛されていたことを信じられるのなら、それでよいのだと思う。

    (丸善 ヒルズウォーク徳重店 熊谷由佳さん)

  • 生きていることが、かけがえのないことだと、分からせてくれる作品。さまざまな世代の読者に届けたいと思いました。

    (明林堂書店 神宮店 大塚亮一さん)

  • 闇の底へと沈んでいく序盤の切ない展開。そこからひと筋の光が差し込んで、その温かさが、より一層伝わってくる。

    (ジュンク堂書店 新潟店 小松薫さん)

  • とわの「生きているってすごいことなんだねぇ」――このセリフに全てが詰まっている。一瞬一瞬が奇跡の連続。胸に刻んで生きて行きたい。

    (文真堂書店 ビバモール本庄店 山本智子さん)

  • 閉ざされた世界から一歩外に出たら、光に満ちた色あざやかな世界が広がっていて、とわちゃんをとりまく空気が、とても優しくて、幸せな気持ちになりました。私もだれかに優しくしたい。大切な人たちを幸せにしたい。

    (鹿島ブックセンター 八巻明日香さん)

  • とわが少しずつ癒されて、母の愛を再確認したとき、そこには愛されていたという無条件の光があった。この世界の優しさに心が震えました。

    (蔦屋書店 嘉島 迫彩子さん)

  • 読んだ人の光になる。誰かの止まりそうな心臓めがけて投げられた「生きろ!」って、メッセージなんだと思う。必要な人にちゃんと届けなければ、と本屋としては思うのです。

    (喜久屋書店 宇都宮店 大牧千佳子さん)

  • これからキンモクセイの良い香りが楽しみな季節です。春夏秋冬、きっと、とわを思い出して読み返すと思います。どの季節にも、静かに、でも力強く寄り添ってくれる一冊になりそうです。

    (興文堂 iCITY店 名和真理子さん)

  • 〈とわ〉の成長を見届けなければ!! という使命感に駆られ、我が子の成長を見守る気持ちで読みました。やわらかくあたたかな文章、木々や草花の息吹を感じられて、読了後はポカポカと心地よい物語でした。

    (ブックマルシェ 我孫子店 田村圭さん)

  • 悲しい思いで過ごしている方に、勇気を、一歩進むよろこびを与える小説です。

    (水嶋書店 くずはモール店 和田章子さん)

  • とわの勇気ある一歩は、木々を揺らし、風を吹かせ、うつくしい音色まで奏でる。私たちは、いつも見守られ、見つめられている。
    とわの物語を通して、私の中にある光が輝きだす。たくさんのひとに届いてほしい光が、本から溢れて溢れてやまない。

    (本の森セルバ BRANCH岡山店 横田かおりさん)

  • スイカズラ、忍冬と書くんですね。お母さんもきっと 頑張ったんですね。この世界に生を受けた全ての命が、愛とやさしさにつつまれて、力強く生きていけますように願っています。

    (うさぎや 作新学院前店 丸山由美子さん)

  • ただでさえ衝撃的な境遇の主人公なのに、だんだんととわの環境が悪い方向へ進んでいくことが辛くてとまどいました。
    しかし、とわの生きる活力と次々出会う人達への期待でページをめくる手が止まりませんでした。
    絶望する事の方が多かったかもしれませんが、決して最悪ではないんですよね。小さな幸せが沢山詰まっていて、むしろとってもあたたかかったです。
    小川糸さんの作品に出てくる女性たちは皆、強くて魅力的で読んでいて本当に気持ちが良いです!!
    今回の「とわの庭」も名作感をビシビシ感じました。

    (紀伊國屋書店 佐賀店 鳥居清香さん)

  • 読み終えて、胸がすごく熱くなりました。
    暗闇の中で無条件で「あい」を受けとっていた純粋さ、文字通り「自立」してからの強さ、どれも「とわ」は、ただ無垢にまっすぐ生きていて、すごくこちらが勇気づけられました。「とわの庭」、私もみてみたいです。

    (真光書店 本店 小林麻佳さん)

  • とても過酷なものがたりのはずなのに、光とよい香りに満ちあふれていた、という印象ばかりが残りました。それは、とわ(あるいは十和子)が閉じた小さな世界の中で、どんなことも受け入れるしかなく、みずからの境遇を否定的にとらえるための物差しすら持ち得なかったからかもしれません。
    外の世界で生きはじめた十和子を助けるひとびとが、彼女を「かわいそうな人」とあつかわずに、彼女の価値観を否定せず、ただかたわらに在って、つまずきそうなときに手をかすだけ、というスタンスなのが、とても良かったです。本当は、十和子にとって不快なひともたくさんいたはずで、けれど、そんな負の感情もうけいれて、きれいなものにかえてしまうのでは、とおもわせる強さも感じました。十和子はもうみちたりているのかもしれないけれど、もっと幸せになってほしいな、と思って本を閉じました。

    (改造社書店 松本駅店 山村奈緒美さん)

  • 暗闇に投げ出されても心さえ殺さなければ陽のあたる場所を見つけられる。
    どんな状況でも光を見失わなかったとわの強さ、「生」への貪欲さに胸がいっぱいになりました。

    (未来屋書店 ナゴヤドーム前 近藤佐知子さん)

  • 今現在の不自由な世の中
    思い通りに動くこともできず、ひたすらウイルスがなくなる日を待つ
    そんな世の中だからこそ、この物語が紡がれるのではないだろうか
    とわの世界は母から教えられることだけ
    大好きな母から伝えられる物語、花の名前、色、庭、それがとわの全て
    母しか知らず、家しか知らない
    外の世界はこわい世界
    生まれた時からとわの世界にいたらこんなものなのかと思うんだろう
    母が正しいに決まってる
    とわのすごいところは生きようとする力があるところ
    普通ならこうはいかない
    衣食住何もかも不自由で、体も不自由
    こんな世界がいつまで続くんだろうと読む側はつらくてしょうがなかった
    外の世界が開けた時、読者の心もひらけたと思う
    十和子が人間になった
    十和子に幸せになってもらいたい

    (水嶋書房 くずは駅店 枡田さん)

  • 小川さんの作品のなかで前半部分は特に、こんなにも苛烈な作品はなかったように思います。
    とても壮絶な生きかたを見せられた。
    私はこんなにも「生きる」ことを死に物狂いでやってきてはいないし
    おそらくこれから先もできないだろう。
    それでも「明日が来る喜び」をひと際強く感じられるようになった。

    (ブックマルシェ 津田沼店 渡邉森夫さん)

  • 人の存在を花束や香りに感じ、存在が光輝いてみえるという〈とわ〉
    最後は優しい風に頬をなでてもらえたかのような、気持ちが前を向ける作品でした。

    (ジュンク堂書店 近鉄あべのハルカス店 大江佐知子さん)

  • ヒトが人となっていく再生の物語。
    優しく、強い、とわの未来に幸多かれと祈らずにいられません。

    (正文館書店 長久手フレンドタウン店 各務雅美さん)

  • いくつからでも、どんな境遇でも、自分の人生を始められる。
    丁寧で、光に満ちた希望の物語だった。
    私もとわのように季節の移ろいをもっと感じて生きたいと思った。

    (東京旭屋書店 新越谷店 猪股宏美さん)

  • 世の中の闇の中で彷徨う時に道を照らしてくれる一筋の光。
    真っ直ぐな眩しいくらいの光を示してくれる作品。
    その先は、他人の優しさや愛なんかじゃない!
    何があろうと生きていくという自分の確固たる意思だ!!

    (くまざわ書店 錦糸町店 阿久津武信さん)

  • 愛された過去と愛したひとがいれば、穏やかな毎日を過ごすことができる。
    とわの生命力に喜びの涙を流し、彼女の扉を開けて踏み出す一歩に拍手する。
    蛹は蝶になる。過酷な年月を越えて。

    (TSUTAYA 南古谷店 石木戸美穂子さん)

  • 読み始めて心がざわざわして、苦しくて、けれどその先に待っていたのは確かな希望で、光でした。
    読み終えた今、あたたかい気持ちでいっぱいです。
    希望の1冊が、より多くの方の心へ届きますように、と祈らずにはいられません。

    (SerenDip明屋書店 アエル店 武方美佐紀さん)

  • 人は、周りの環境や出会う人やものによって、自分の中にある強さを目覚めさせることができるのだと教えられた気がします。しなやかな強さと優しさを読んだ人に与えてくれる作品だと思います。

    (幕張蔦屋書店 後藤美由紀さん)

  • 最後までとわにみえている世界は優しく美しかった。
    とわがお母さんを抱きしめてあげたいように、私はとわを抱きしめてあげたい。
    今まで色んな小説を読んできて、初めてそんな気持ちになりました。

    (ジュンク堂書店 松山店 木﨑麻梨子さん)

  • これぞ小川糸ワールド。
    永遠の愛(とわのあい)が、物語に満ち溢れている。
    生きとし生ける全ての命が愛おしく、この地に居る事に心からの感謝が出来る気分。
    そんな素敵な物語。

    (大垣書店 豊中緑丘店 井上哲也さん)

  • 食べ物のにおい、空気のにおい、植物のにおい、人のにおい、それらのにおいを、とても強く、たくましく感じました。
    全てをちょっとずつとり込んでいるのが人間なんだなと、私も何かわけてあげられるものがあればいいなぁ~。

    (紀伊國屋書店 広島店 藤井美樹さん)

  • 人は一人では決して生きていけない……。
    ページを開いた最初から最後まで“生命”の息吹きと“命”の瞬きに体が心が包まれました!!

    (紀伊國屋書店 福岡本店 宗岡敦子さん)

  • 毛布のようなやわらかな文体で描かれる物語はとても壮絶で、時々手を止めてしまいたくなりました。しかし先へ先へと引っぱられ、読み終えたときには命の、生きているということの力強さに圧倒され涙がこぼれました。たくさんの愛にあふれた物語でした。

    (喜久屋書店 豊岡店 中村美穂さん)

  • 人生ってきっと自分に魔法をかけていくように自分を幸せにできるのは、自分だけで、母親も恋も、最終ゴールではないのではないかと思う。

    (有隣堂 藤沢店 佐伯敦子さん)

  • ひたむきに生きようとする思いは、希望という光で周りを明るく照らしてくれている。 とわちゃん、生きていてくれてありがとう。

    (柳正堂書店 甲府昭和イトーヨーカドー店 山本机久美さん)

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