ワガトモマキアヴェッリフィレンツェソンボウ1
わが友マキアヴェッリ―フィレンツェ存亡―〔1〕


塩野七生

権力の輝きと翳。どちらも冷徹に見つめ続けた――。有能な外交官にして、稀代の政治思想家。著者に強い影響を与えた男の素顔とは? 佐藤優、全巻解説。

権謀術数の代名詞とされるニコロ・マキアヴェッリ。しかし彼はそれほど単純に割り切れる人間ではなかった──。16世紀のフィレンツェ共和国に仕え、権力者たちの素顔を間近で見つめ続けた官僚。自由な精神で政治と統治の本質を考え、近代政治学の古典『君主論』を著した思索者。そして人間味あふれる愛すべき男。その実像に迫る塩野ルネサンス文学の最高峰。待望の文庫化、全三巻。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-118138-7
C-CODE : 0122
整理番号 : し-12-38
ジャンル : 歴史
世界史
発売日 : 2010/05/01

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塩野七生
シオノ・ナナミ

1937年7月、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、1963年から1968年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2001年、『塩野七生ルネサンス著作集』全7巻を刊行。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2006年、「ローマ人の物語」第XV巻を刊行し、同シリーズ完結。2007年、文化功労者に選ばれる。2008-2009年に『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。2010年より「十字軍物語」シリーズを刊行開始。

序章 サンタンドレアの山荘・五百年後

第一部 マキアヴェッリは、なにを見たか
  第一章 眼をあけて生れてきた男
  第二章 メディチ家のロレンツォ
  第三章 パッツィ家の陰謀
  第四章 花の都フィレンツェ
  第五章 修道士サヴォナローラ
図版出典一覧
解説 佐藤優


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