ホーム > 書籍詳細:身体巡礼―ドイツ・オーストリア・チェコ編―

心臓を別に埋葬する奇習、骸骨堂、旧ゲットーのユダヤ人墓。解剖学者が探る欧州の死生観。

身体巡礼―ドイツ・オーストリア・チェコ編―

養老孟司/著

637円(税込)

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発売日:2016/12/01

読み仮名 シンタイジュンレイドイツオーストリアチェコヘン
雑誌から生まれた本 考える人から生まれた本
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-130842-5
C-CODE 0195
整理番号 よ-24-12
ジャンル エッセー・随筆、歴史・地理・旅行記
定価 637円
電子書籍 価格 702円
電子書籍 配信開始日 2017/05/19

ハプスブルク家の心臓ばかりが埋葬された礼拝堂をウィーンに訪ね、ボヘミアでは骸骨装飾で名高い納骨堂に足を運ぶ。プラハのユダヤ人墓地やカタコンベ、フランクル、マーラー、エゴン・シーレなど歴史的著名人の墓参りで浮かび上がってきた文化と埋葬、生者と死者との関係とはなにか? 長年、人間の体を観察しつつ思考してきた解剖学者が明かす、ヨーロッパ独特の身体性と死生観。

著者プロフィール

養老孟司 ヨウロウ・タケシ

1937年、鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年より同大学名誉教授。著書に『からだの見方』(サントリー学芸賞受賞)『形を読む』『解剖学教室へようこそ』『日本人の身体観』『唯脳論』『バカの壁』『養老孟司の大言論I〜III』など。「身体の喪失」から来る社会の変化について探究しており、前作『身体巡礼』では、ドイツ、オーストリア、チェコを、『骸骨考―イタリア・ポルトガル・フランスを歩く―』はイタリア、ポルトガル、フランスを舞台に、その思索を深めようと試みている。

目次

【第1章】
ハプスブルク家の
心臓埋葬
ヨーロッパの長い歴史は、無数の死者と共にある
【第2章】
心臓信仰
日本人には見えない、ヨーロッパの古層
【第3章】
ヨーロッパの
骸骨
チェコ、4万体の人骨で装飾された納骨堂
【第4章】
内なるユダヤ人
埋葬儀礼はヒト特有のもの
【第5章】
ウィーンと治療ニヒリズム
脳化社会と身体の喪失、その問題の萌芽を探す
【第6章】
自己と社会と
身体と表裏一体に存在する、意識と脳についての考察
【第7章】
墓場めぐり
死を受け入れた身体の扱われ方に表象する死生観
【第8章】
お墓が中心
名もない死体が目の前に流れ着いたとき、あなたは
その場に身をおくということ
口絵掲載写真について
解説 冲方丁

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