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於りんちゃんが殺される? わ、わ、若だんな、どうしましょう!!!

  • 受賞第1回 吉川英治文庫賞
  • 舞台化ミュージカル「しゃばけ」参 〜ねこのばば〜(2018年4月公演予定)
  • 舞台化ミュージカルしゃばけ(2017年1月公演)

ねこのばば

畠中恵/著

594円(税込)

本の仕様

発売日:2006/12/01

読み仮名 ネコノババ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-146123-6
C-CODE 0193
整理番号 は-37-3
ジャンル 歴史・時代小説
定価 594円

お江戸長崎屋の離れでは、若だんな一太郎が昼ごはん。寝込んでばかりのぼっちゃんが、えっ、今日はお代わり食べるって? すべてが絶好調の長崎屋に来たのは福の神か、それとも……(「茶巾たまご」)、世の中には取り返せないものがある(「ねこのばば」)、コワモテ佐助の真実の心(「産土」)ほか全五篇。若だんなと妖怪たちの不思議な人情推理帖。シリーズ第三弾の、始まり始まり!

著者プロフィール

畠中恵 ハタケナカ・メグミ

高知生まれ、名古屋育ち。名古屋造形芸術短期大学ビジュアルデザインコース・イラスト科卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。ほかに『ぬしさまへ』『ねこのばば』『おまけのこ』『うそうそ』『ちんぷんかん』『いっちばん』『ころころろ』『ゆんでめて』『やなりいなり』『ひなこまち』『たぶんねこ』『すえずえ』『なりたい』、ビジュアルストーリーブック『みぃつけた』(以上『しゃばけ』シリーズ、新潮社)、『ちょちょら』『けさくしゃ』(新潮社)、『うずら大名』(集英社)、『明治・金色キタン』(朝日新聞出版)、『若様とロマン』(講談社)、『ひとめぼれ』(文藝春秋)、『まことの華姫』(KADOKAWA)、エッセイ集『つくも神さん、お茶ください』(新潮社)などの著作がある。

しゃばけ倶楽部~バーチャル長崎屋~ (外部リンク)

目次

「茶巾たまご」
――あれほど病弱な若だんなが寝込まなくなり、長崎屋の商売も絶好調。買った古箪笥からは前の持ち主のへそくりと思われる金子まで出てきます。皆さん、福の神がやってきたのではと大喜びですが、松之助さんに持ち込まれた見合いの相手が殺されて……。元気な若だんなが活躍するのは、この時だけです!
「花かんざし」
――江戸小路に遊びに出かけた若だんなは迷子の女の子、於りんちゃんと出会います。かわいらしい身なりで、その手にしっかりと鳴家を捕まえて放しません。困り果てた若だんなは、於りんちゃんを長崎屋に連れて帰り、なんとか家を探し当てようとするのですが、於りんちゃんは答えません。その上、「帰ったら、於りんは殺されるんだって」と呟いたのです。
「ねこのばば」
――見越の入道さんからもらった若だんなお気に入りの「桃色の雲」が、お部屋から忽然と消えてしまいました。がっかりしている若だんなに持ち込まれたのは、お寺で起こった坊主殺人事件と、猫又救出作戦。一見、関係のなさそうな3つの事件ですが、二転三転、お寺の秘密につながっていったのです。
「産土(うぶすな)」
――不作のため、大店がどんどん潰れ始めました。お店のため、金策に走る佐助さん。ところが、突然部屋の中に、奇妙な短冊と共に金子が現れたのです。日頃無口な佐助さんの真実の心に、触れることができますよ。
「たまやたまや」
――長崎屋始まって以来の一大事です! 若だんなが、グレてしまいました。巾着に小判を入れて行き先も告げず一人で外出なんて、手代さん達に知られたら大変です。いくら、栄吉さんの妹、お春さんのためとはいえ……。嫁入りを前にしたお春さんの想いに胸をしめつけられる一編です。

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