川端康成文学賞



第十二回川端康成文学賞




受賞作品


「恋う」 高橋たか子

「新潮」 1984年新年号



「辻火」 田久保英夫

「群像」 1984年10月号



候補作品


恋う 高橋たか子
音の無い光景 坂上弘
串刺し教授 筒井康隆
みぞれふる空 阿部昭
島酔い 佐江衆一
闇の中の白い糸 沢木耕太郎
午の日 古井由吉
面影 岡松和夫
辻火 田久保英夫
孤独なネコは黒い雪の夢をみる 日野啓三

選考委員


井上靖 イノウエ・ヤスシ

(1907-1991)旭川市生れ。京都大学文学部哲学科卒業後、毎日新聞社に入社。戦後になって多くの小説を手掛け、1949(昭和24)年「闘牛」で芥川賞を受賞。1951年に退社して以降は、次々と名作を産み出す。「天平の甍」での芸術選奨(1957年)、「おろしや国酔夢譚」での日本文学大賞(1969年)、「孔子」での野間文芸賞(1989年)など受賞作多数。1976年文化勲章を受章した。



中村光夫 ナカムラ・ミツオ





永井龍男 ナガイ・タツオ





山本健吉 ヤマモト・ケンキチ





吉行淳之介 ヨシユキ・ジュンノスケ

(1924-1994)1924(大正13)年、岡山市生れ。東京大学英文科中退。1954(昭和29)年「驟雨」で芥川賞を受賞。性を主題に精神と肉体の関係を探り、人間性の深淵にせまる多くの作品がある。また、都会的に洗練されたエッセイの名手としても知られる。1994(平成6)年、病没。主要作品は『原色の街』『娼婦の部屋』『砂の上の植物群』『星と月は天の穴』(芸術選奨文部大臣賞)『暗室』(谷崎賞)『夕暮まで』(野間賞)『目玉』等。



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