山本周五郎賞



第十八回山本周五郎賞




受賞作品


『明日の記憶』 荻原浩

光文社


『君たちに明日はない』 垣根涼介

新潮社



候補作品


チルドレン 伊坂幸太郎 講談社
私が語りはじめた彼は 三浦しをん 新潮社
明日の記憶 荻原浩 光文社
ナラタージュ 島本理生 角川書店
君たちに明日はない 垣根涼介 新潮社

選考委員


浅田次郎 アサダ・ジロウ

1951(昭和26)年、東京生れ。1995(平成7)年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2007年『お腹召しませ』で司馬遼太郎賞、 2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞した。『蒼穹の昴』『椿山課長の七日間』『薔薇盗人』『憑神』『夕映え天使』など多数の著書があり、幅広い読者を獲得している。



北村薫 キタムラ・カオル

1949(昭和24)年、埼玉県生れ。早稲田大学ではミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、1989(平成元)年「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。1991年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。作品に『秋の花』『六の宮の姫君』『朝霧』(以上5作“円紫さんと私”シリーズ)、『覆面作家は二人いる』のシリーズ、『スキップ』『ターン』『リセット』(時と人のシリーズ)、『盤上の敵』『街の灯』『ニッポン硬貨の謎』(2006年本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『ひとがた流し』『玻璃の天』『野球の国のアリス』『鷺と雪』(2009年直木賞受賞)『元気でいてよ、R2-D2。』など。読書家、本格推理ファンとして、『詩歌の待ち伏せ』『謎物語』『ミステリは万華鏡』などのエッセイがあり、『名短篇、ここにあり』『名短篇、さらにあり』などのアンソロジー、新潮選書『北村薫の創作表現講義』、新潮新書『自分だけの一冊―北村薫のアンソロジー教室―』も刊行。



小池真理子 コイケ・マリコ

1952(昭和27)年、東京生れ。成蹊大学文学部卒業。1996(平成8)年に『恋』で直木賞、1998年に『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年に『虹の彼方』で柴田錬三郎賞を受賞した。代表的な長編作品に『狂王の庭』『虚無のオペラ』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』『ストロベリー・フィールズ』がある一方、短編の名手としても知られ、『水無月の墓』『夜の寝覚め』『雪ひらく』『玉虫と十一の掌篇小説』といった短編集も多数発表している。また、エッセイ集に『闇夜の国から二人で舟を出す』などがある。



重松清 シゲマツ・キヨシ

1963(昭和38)年、岡山県生れ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。1991(平成3)年『ビフォア・ラン』でデビュー。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞を、『エイジ』で山本周五郎賞を受賞。2001年『ビタミンF』で直木賞、また2010年には『十字架』で吉川英治文学賞を受賞する。現代の家族を描くことを大きなテーマとし、話題作を次々に発表している。著書は他に、『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『きみの友だち』『カシオペアの丘で』『青い鳥』『くちぶえ番長』『気をつけ、礼。』『とんび』『希望ヶ丘の人びと』『ステップ』『かあちゃん』『再会』『きみ去りしのち』『あすなろ三三七拍子』など多数。



篠田節子 シノダ・セツコ

東京都生まれ、東京学芸大学卒。1990年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞。1997年『ゴサインタン―神の座―』で山本周五郎賞を、『女たちのジハード』で直木賞を受賞。他の著作に『アクアリウム』『弥勒』『家鳴り』『天窓のある家』『讃歌』『夜のジンファンデル』『純愛小説』『転生』『Xωρα(ホーラ)―死都―』など多数。



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