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【特集】死ぬための生き方
【好評連載】中国亡命漫画家 辣椒

新潮45 2016年8月号

(毎月18日発売)

特別価格920円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2016/07/19

発売日 2016/07/19
JANコード 4910049370865
価格 特別価格920円(税込)

【特集】死ぬための生き方

◆兄が生きた年月をもう超えた/橋本大二郎

◆死刑判決「執行猶予中」の我が身/加藤廣

◆神は詳細に宿る/養老孟司

◆死ぬのが怖くて仕方がない/小島慶子

◆妻のいない日々/矢野誠一

◆人の死はその人のものではない/高田明

◆体を使いきって死ぬ/橋本治

◆人生を謳歌する自死をした哲学者の話/浅羽通明

◆軽薄なきみでいて/最果タヒ

◆厄年にサイボーグになってしまった私/坪内祐三

◆「往く」のではなく「還る」/玄侑宗久

◆「仕事ごとき」で身を滅ぼすな/中川淳一郎

◆老人は「気兼ね」ばかり/徳岡孝夫

◆自衛官の「戦死」を受け入れる覚悟があるか/福本出

◆特攻隊の映画を撮って/澤田正道

◆死が曖昧で不可視な時代/古市憲寿

◆体はぜんぶ知っている/佐々涼子

《世界動乱》

【英国EU離脱の衝撃】
◆欧州を徘徊する「懐疑主義」という妖怪/木村正人
◆「英国残留」ならむしろEUは崩壊していた/広岡裕児

【拡散する「イスラム・テロ」】
◆ダッカ・テロ事件「紙一重」の恐ろしさ/芦崎康太

【アメリカ「衆愚の選択」】
◆ヒラリーが嫌われる「四つの理由」/春原剛
◆米大統領選の鍵を握る「ミレニアル世代」/横江公美

◆香川俊介元財務事務次官の遺言/藤本順一

[シリーズ 奈落の子供たち〈5〉]
特別養子縁組で「母と子」を救う/石井光太

【新資料発掘】
ソ連の背信こそ原爆投下の元凶だった/有馬哲夫

【「横山ゆかりちゃん誘拐事件」20年】
犯人よ、聞いてくれ/清水潔

◆人生が二度あれば/小田嶋隆

◆舛添問題で考える「東京都知事の仕事」/野田正彰

◆キューバとカナリア諸島の不思議な関係/板垣真理子

◆トラック・ドライバー時々戦場ジャーナリスト/桜木武史

◆「富の再分配」が世界史を動かす/茂木誠

◆知られざる白頭山大噴火の可能性/鎌田浩毅

◆シャバと刑務所を往復した伝説の女スリ83歳の半生/インベカヲリ★

[シリーズ 日本を修繕する〈3〉]
「仏像修復」から地域社会を再興する/稲泉連

【歴史巨編!】
プリニウス 第31回/ヤマザキマリ とり・みき

【巨弾連載小説!】
オペレーションZ 第23回/真山仁

【話題沸騰!】
中国亡命漫画家/辣椒
〈14〉人民解放軍の内幕(下)

◆うそつき 野坂昭如との日々泣き笑い/野坂暘子
〈6〉あなたの八月はいつも一人

◆昭和史の人間学/保阪正康
〈4〉わろき者

◆だからあれほど言ったのに/適菜収
〈4〉無知とデマで世界はまわる

◆女系図でたどる驚きの日本史/大塚ひかり
〈3〉紫式部も清少納言も一系図に収まる平安時代

◆兵士に聞け ふたたび/杉山隆男
〈11〉災害派遣になると燃える

◆江藤淳は甦える/平山周吉
〈13〉隠蔽される主任教授「西脇順三郎」の名前

◆「男はつらいよ」を旅する/川本三郎
〈13〉「さくら」も旅する

◆鳥類学者の優雅で過酷な日々/川上和人
〈20〉オガサワラヒメミズナギドリ懺悔録

◆日本のビョーキ/里見清一
〈40〉人の行動を決めるもの(12) 誤解について

◆水戸学の世界地図/片山杜秀
〈13〉『国性爺合戦』はなぜ人気を博したのか

◆反・幸福論/佐伯啓思
〈65〉70年代の社会転換

【達人対談】人魚の正体、知っていますか
ジュゴンの達人/市川光太郎vs.ビートたけし

◆[扉]天牛/高木亮
◆居酒屋チエコ亭35 レンジタンドリーチキン/オガワチエコ
◆[巻頭随筆]風が時間を/徳岡孝夫
◆人間関係愚痴話/曽野綾子
◆[記者匿名座談会]記者たちが期待する都知事選の「大波乱」
◆月刊サクラセブンズ/生島淳
〈12〉5年ごしの夢「最終章」の戦いへ
◆スポーツ指導者たちの「人を育てる」流儀/黒井克行
〈3〉大矢明彦の「意識改革」術
◆国道者/佐藤健太郎
〈39〉日本一の「つづら折れ」日光いろは坂
◆イマイマイズム見聞録/今井舞
〈54〉矢追純一セミナー「宇宙塾」
◆[切り絵パロディ]贋作名画大全34/高木亮
■Review■
・BOOK
・CINEMA
・EXHIBITION
[TV Peeper]村上和彦
[読書日記]渡部潤一
[インタビュー]大西康之

この号の誌面

編集長から

29年ぶりに再登場
「死ぬための生き方」

「新潮45」とは何かを一言で言うなら、私は「人の生き死にを考える雑誌」だと思っています。それを強く意識したのは1987年、ちょうど入社した年の9月号の特集を読んでからです。
 その特集のタイトルは「死ぬための生き方」。当時は雑誌で「死」を扱うのはどこかタブー視されていて、私もこんな辛気くさい雑誌が売れるのかと思いましたが、この特集は話題となり、書籍化もされます。「新潮45」はこの後、元検事総長・伊藤榮樹氏のガン闘病記「人は死ねばゴミになる」も掲載、独自の路線を切り開いて行きます。
 それから29年。時代は大きく変わり、「終活」「人生の終い方」が日常的にメディアに登場する昨今。確かに死はタブーではなくなったけれども、しかしますます「遠く」なっている面もあるのではないか。今こそ改めて問うてみたいと、29年ぶりに同じ特集を組んだ次第です。
 あの時の新入社員も早50代。すでに父母も送り、「死ぬための生き方」は我が事として迫り来ます。

新潮45編集長 三重博一(「波」2016年8月号より)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

新潮45とは?

「新潮45」の創刊は1982(昭和57)年3月で、創刊当初は「新潮45+」(シンチョウヨンジュウゴプラス)という誌名でした。その名の示すとおり、もともとは45歳以上の中高年層を読者対象に想定した雑誌であり、新潮社にとっては初の総合雑誌への挑戦でもありました。
 3年後の1985年より「+」が取れて、誌名は現在の「新潮45」に変わります。内容も「日記と伝記」を軸にした新たな教養雑誌へとリニューアル。以来、その時々の編集部の方針によってノンフィクションや事件への志向が強まったり、独自の言論に力点を置いたり、誌面は変わり続けてきました。
 しかし、一つだけ変わらない「芯」のようなものがこの雑誌にはあります。
 それは「人の生き死に」について考えるということです。
 扱うテーマや素材は、政治経済から殺人事件、芸能スキャンダルやスポーツ・ドキュメントに至るまで多岐にわたります。叙述の仕方も、論考あり、エッセイあり、重厚なノンフィクションありとさまざまです。けれども雑誌の真ん中には、尽きることのない「人間への関心」がある。
これからも「新潮45」は変わり続けるでしょう。時代に向き合いながら、新しいテーマに挑み、表現の幅も広がっていく。しかし、その「芯」の部分は変わりません。ネットの時代になっても、いやネットの時代だからこそ、「新潮45」は「人間」を書き続けていきます。

 ちょっと危険で、深くて、スリリング。
 死角を突き、誰も言わないことを言い、人の生き死にを考える。
 一度読むとクセになるような「毒にも薬にもなる雑誌」。
 
「新潮45」はそんな雑誌であり続けたいと思っています。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞

新潮45

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