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問題の本質を直視しない
いつわりの「安倍潰し国会」櫻井よしこ

新潮45 2018年5月号

(毎月18日発売)

880円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/04/18

発売日 2018/04/18
JANコード 4910049370582
価格 880円(税込)

【特集】北朝鮮「和平」のまやかし
「非核化」は米朝韓の同床異夢/李相哲
▼日本への最悪のシナリオは「核凍結」/川上高司
▼バチカンで拉致問題解決を訴えて/さかもと未明
拉致被害者2名「生存」情報と野放し実行犯の名前/福田ますみ

【こんな不毛な国会論戦でいいのか?】
問題の本質を直視しないいつわりの「安倍潰し国会」/櫻井よしこ
国会でバカ騒ぎする「偽リベラル」野党/八幡和郎
日本の女子レスリングは死ぬのか/布施鋼治
学校銃乱射が週一ペースで「教師に銃を」という米国/矢部武
〈特別企画〉夫に先立たれた妻の話
奇跡を祈ったALSとの闘病8年/篠沢礼子
▼いないけど、いる人/高橋順子
亡くなっても竹田圭吾は「妻孝行」をしてくれる/竹田裕子
▼生まれ変わってもまた一緒になりたい/鳩山エミリー
31歳年の差婚は「覚悟婚」でした/山本由美子
▼パパが一番/小山明子

【レジェンド王者 対談!】
なぜボクシングは世界チャンピオンでも食っていけないのか?
内山高志×亀田興毅
[日立「妻子6人」殺害事件]
私はなぜ家族を殺めたのか(後篇)/小松博文
[最下層ルポ]受けてビックリ「生活保護」(後篇)/村野正好
悪評ふんぷん「PTA」/黒川祥子
「肥後の引き倒し」の熊本は復興しているか?/小田嶋隆
「アニソン四天王」大杉久美子の現在/河崎三行
【好評連載】
◆ニッポン全史/古市憲寿
〈5〉「国民国家」の作り方
◆廃炉という仕事/稲泉連
〈3〉「加害企業」の採用現場
◆総理と女たち/福田和也
〈4〉桂太郎と愛妾・お鯉
◆トリロー 三木鶏郎と昭和「冗談」史/泉麻人
〈12〉軍友・五島昇と「江守家」
◆めくるめくパワースポット/高橋秀実
〈17〉ラブリーな江の島
◆形影譚/河谷史夫
〈最終回〉辻まことと山本夏彦
◆だからあれほど言ったのに/適菜収
〈22〉野党は藤井聡太六段に教えを乞うてみたら
◆スポーツ指導者たちの「人を育てる」流儀/黒井克行
〈23〉清原伸彦の相手の心の掴み方
◆謎解きナンバリング/佐藤健太郎
〈17〉本の分類番号はどう決まる?
◆昭和史の人間学/保阪正康
〈25〉山椒魚は悲しんだ
◆水戸学の世界地図/片山杜秀
〈34〉水戸の文明開化

【歴史巨編!】プリニウス 第49回/ヤマザキマリ+とり・みき
◆[表紙イラスト]信濃八太郎
◆[扉]今月の一枚
 岡山理科大学獣医学部(写真 朝日新聞/時事通信フォト)
◆TOKYO2018
 中目(写真 広瀬達郎)
◆写真家は写真でかく語る/今遼太
〈5〉深瀬昌久 救いようのないエゴイスト
◆[巻頭随筆]風が時間を/徳岡孝夫
◆人間関係愚痴話/曽野綾子

■Review■
・BOOK
・CINEMA
・EXHIBITION
・TV Peeper|村上和彦
掌のうた
・短歌|選・解説 三枝昂之
・俳句|選・解説 小澤實

最新号PICK UP

【こんな不毛な国会論戦でいいのか?】
問題の本質を直視しないいつわりの「安倍潰し国会」

我が国の喫緊の課題は、官僚の不正体質にメスを入れ、政治主導の在り方を問い直すことだ。

【特集】
北朝鮮「和平」のまやかし

歓迎ムードだったのも束の間、米朝首脳会談には数多くの懸念材料が出てきた。開催さえ危ぶむ声がある。当然だろう。これまで何度も約束を反故にしてきた国だから、今回の「非核化」も額面通り受け取るわけにはいかない。

〈特別企画〉
夫に先立たれた妻の話

妻を亡くした夫たちは、喪失感に苛まれ、余命も短ければ、自殺率も高い。では夫を亡くした妻たちはどうなのか。最愛の夫君を亡くした6人の未亡人たちが綴る「在りし日」の思い出と「その後」の日々。

【レジェンド王者 対談!】
なぜボクシングは世界チャンピオンでも食っていけないのか?
内山高志×亀田興毅

世界王座11度防衛の「ノックアウト・ダイナマイト」と、復帰戦を5月に控えた「浪速の闘拳」がボクシング界に物申す!

この号の誌面

編集長から

ウクライナと北朝鮮

 ウクライナは、1991年のソ連崩壊でその核戦力を引き継いだ。核弾頭は約五〇〇〇発あったという。一時的ではあるが、世界第三の核保有国になったのである。それを米英露は危険視して、ウクライナに対する安全保障体制を確約する代わりに、核を放棄させた。しかし2014年、ロシアはウクライナに武力侵攻した。さらにその一部であるクリミアを事実上、自国に組み入れてしまったのだった。
 北朝鮮は、この「ウクライナの教訓」を学んでいる、と、拓大の川上高司教授は指摘する。今月の特集「北朝鮮『和平』のまやかし」の中の記事である。いまだ北朝鮮が核を放棄するかのような見方が散見されるが、そんなにうまくいくものなのか。特集には楽観的な観測を吹き飛ばす力の入った論考が並んだ。
 この他、ことの本質をそっちのけにして「安倍叩き」に狂奔する国会のありさまを櫻井よしこ氏に、その背景を八幡和郎氏に寄稿願った。こちらも力作である。

新潮45編集長 若杉良作(「波」2018年5月号より)

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

新潮45とは?

「新潮45」の創刊は1982(昭和57)年3月で、創刊当初は「新潮45+」(シンチョウヨンジュウゴプラス)という誌名でした。その名の示すとおり、もともとは45歳以上の中高年層を読者対象に想定した雑誌であり、新潮社にとっては初の総合雑誌への挑戦でもありました。
 3年後の1985年より「+」が取れて、誌名は現在の「新潮45」に変わります。内容も「日記と伝記」を軸にした新たな教養雑誌へとリニューアル。以来、その時々の編集部の方針によってノンフィクションや事件への志向が強まったり、独自の言論に力点を置いたり、誌面は変わり続けてきました。
 しかし、一つだけ変わらない「芯」のようなものがこの雑誌にはあります。
 それは「人の生き死に」について考えるということです。
 扱うテーマや素材は、政治経済から殺人事件、芸能スキャンダルやスポーツ・ドキュメントに至るまで多岐にわたります。叙述の仕方も、論考あり、エッセイあり、重厚なノンフィクションありとさまざまです。けれども雑誌の真ん中には、尽きることのない「人間への関心」がある。
これからも「新潮45」は変わり続けるでしょう。時代に向き合いながら、新しいテーマに挑み、表現の幅も広がっていく。しかし、その「芯」の部分は変わりません。ネットの時代になっても、いやネットの時代だからこそ、「新潮45」は「人間」を書き続けていきます。

 ちょっと危険で、深くて、スリリング。
 死角を突き、誰も言わないことを言い、人の生き死にを考える。
 一度読むとクセになるような「毒にも薬にもなる雑誌」。
 
「新潮45」はそんな雑誌であり続けたいと思っています。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞