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松本清張 講演「私の着想法―小説作法―」無料公開!


4/14~5/15まで、無料公開中!
私の着想法―小説作法― 講演者:松本清張 再生時間:60分22秒

或る『小倉日記』伝」、『鴎外の婢』、『岡倉天心――その内なる敵』など、作家を描いた名作も数多い松本清張

1981年10月に行われたこの講演当時、松本清張は71歳。『黒革の手帖』『夜光の階段』など、まさに日本文学を代表する巨匠として、傑作を次々と刊行していた時期に当たります。

講演では、執筆のヒントやアイディアを、いつ、どのように得るか、舞台設定や余韻・暗示の重要性、見聞きした事実と小説のあいだ、執筆が進まない苦悶の時間など、『ゼロの焦点』『波の塔』『点と線』「書道教授」等々、自作の舞台裏を惜しみなく明かしつつ、たっぷりと語っています。

後半では、森鴎外トルストイ、伊能忠敬、岡倉天心など、豊富な例を挙げながら、執筆のモチベーションや文豪の悪妻、作家にとっての火宅とは、等々、ときにユーモアを交えながら、先人の足跡を辿り、聴衆を一瞬も飽きさせません。

一文字一文字、原稿用紙に記していく孤独な作業を繰り返す毎日。作家といえども、夫であり親であり、家庭人としての、もう一つの顔。この講演を聴いたあと、作家という孤高の存在が、少し身近になっているかもしれません。

定額制オーディオブックサービス「LisBo」では様々な講演がお聴きいただけます。
松本清張の講演は他にも古代史について語った「文化の源流」(1972年)があります。詳細は有料サイト「LisBo」まで。

LisBo(リスボ)

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著者紹介

松本清張マツモト・セイチョウ

(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

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