新潮ドキュメント賞



新潮ドキュメント賞規定


本賞は下記の規定により、ジャーナリスティックな視点から現代社会と深く切り結び、その構成・表現において文学的にも良質と認められる作品一篇に授与する。

記念品及び副賞100万円


一、 選考の対象は、ノンフィクション作品(雑誌掲載も含む)とする。


一、 第10回は、平成22年7月1日から平成23年6月30日までを対象期間とする。


一、 選考委員……櫻井よしこ 福田和也 藤原正彦 保阪正康 柳美里(五十音順)


選考委員


櫻井よしこ サクライ・ヨシコ

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』(新潮社)『異形の大国 中国』(新潮文庫)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『宰相の資格』(産経新聞出版)など、共著に『中国はなぜ「軍拡」「膨張」「恫喝」をやめないのか』(文藝春秋)などがある。

櫻井よしこWEBサイト
国家基本問題研究所公式サイト


福田和也 フクダ・カズヤ

1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒。同大学院修士課程修了。慶應義塾大学環境情報学部教授。1989年、ナチス・ドイツ占領下のフランスのコラボラトゥール(対独協力)文学についての研究『奇妙な廃墟』(国書刊行会・ちくま学芸文庫)でデビュー。1993年、新潮社刊『日本の家郷』で三島由紀夫賞を受賞。以後、『甘美な人生』(ちくま学芸文庫)で平林たい子文学賞、『地ひらく』(文春文庫)で山本七平賞、『悪女の美食術』(講談社文庫)で講談社エッセイ賞をそれぞれ受賞。『人間の器量』『闘う書評』(新潮社)、『昭和天皇』(文藝春秋)、『アイポッドの後で、叙情詩を作ることは野蛮である。』(扶桑社)等著書多数。



藤原正彦 フジワラ・マサヒコ

1943(昭和18)年、旧満州新京生れ。東京大学理学部数学科大学院修士課程修了。お茶の水女子大学名誉教授。1978年、数学者の視点から眺めた清新な留学記『若き数学者のアメリカ』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞、ユーモアと知性に根ざした独自の随筆スタイルを確立する。著書に『遥かなるケンブリッジ』『父の威厳 数学者の意地』『心は孤独な数学者』『国家の品格』『この国のけじめ』『名著講義』『ヒコベエ』『日本人の誇り』等。新田次郎と藤原ていの次男。



保阪正康 ホサカ・マサヤス

1939(昭和14)年、北海道生まれ。同志社大学文学部卒業後、出版社勤務を経て、ノンフィクション作家に。個人誌「昭和史講座」を主宰。2004(平成16)年、一連の昭和史研究で菊池寛賞を受賞。『昭和陸軍の研究』『東條英機と天皇の時代』『昭和史七つの謎』『あの戦争は何だったのか』『自伝の人間学』『作家たちの戦争』『崩御と即位』『農村青年社事件』など著書多数。



柳美里 ユウ・ミリ

1968年、神奈川県生まれ。高校中退後、劇団「東京キッドブラザース」を経て、1987年、演劇ユニット「青春五月党」を結成。1993年、『魚の祭』で、第37回岸田國士戯曲賞を受賞。1996年、『フルハウス』で、第18回野間文芸新人賞、第24回泉鏡花文学賞を受賞。1997年、『家族シネマ』で、第116回芥川賞を受賞。1999年、『ゴールドラッシュ』で、第3回木山捷平文学賞を受賞。2001年、『命』で、第7回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞。主な著書に、戯曲『魚の祭』(角川文庫)、『グリーンベンチ』(同)、小説『フルハウス』(文春文庫)、『家族シネマ』(講談社文庫)、『タイル』(文春文庫)、『ゴールドラッシュ』(新潮文庫)、『男』(同)、『石に泳ぐ魚』(同)、『8月の果て』(同)、『雨と夢のあとに』(角川書店)、『黒』(扶桑社)、『山手線内回り』(河出書房新社)、エッセイ・私記『水辺のゆりかご』(角川文庫)、『家族の標本』(同)、『私語辞典』(同)、『自殺』(文春文庫)、『命』(新潮文庫)、『魂』(同)、『生』(同)、『声』(同)、『名づけえぬものに触れて』(日経BP社)、福田和也との共著『響くものと流れるもの』(PHP研究所)、絵本『月へのぼったケンタロウくん』(ポプラ社)などがある。

柳美里オフィシャルサイト〈La Valse de Miri〉


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