ホーム > 雑誌を探す > 雑誌詳細:新潮45 > 雑誌詳細:新潮45 2018年1月号

「マサカ」の時代 五木寛之

新潮45 2018年1月号

(毎月18日発売)

880円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2017/12/18

発売日 2017/12/18
JANコード 4910049370186
価格 880円(税込)

【特集】開戦前夜の「戦争論」
軟弱な日本には軟弱なりの戦い方がある/佐藤優
「不戦主義」では平和を守れない/ケント・ギルバート
◆「国家緊急権」とは何か/橋爪大三郎
◆【緊急座談会】自衛隊幹部OB大いに語る
 米国の単独攻撃か、それとも米中共同作戦か
 香田洋二 × 尾上定正 × 川上高司(「司会」米田建三)

【新連載】ニッポン全史/古市憲寿
〈1〉人はなぜ日本史に挫折するのか
還暦過ぎての「子育て」/石田純一
【映画『嘘八百』公開記念対談】
僕たち役者は嘘つきです
中井貴一 × 佐々木蔵之介

【『オペレーションZ』刊行記念対談】
出でよ、「歳出削減」する政治家
音喜多駿 × 真山仁

いまこそ朝鮮総連に破産申立てをせよ/加藤健
AIは著作権者になれるか/白坂一
青木ヶ原樹海の寂しい人達/岩井志麻子
「マサカ」の時代/五木寛之
〈特別対談〉現代「死に方」考
佐伯啓思 × 里見清一
オペラ監督ゼッフィレッリの超セレブな生活/ミチヨ・Y・カッスート
1000年にわたる「京都すごいブーム」/小田嶋隆
【好評連載】
◆こんにちの「田舎選挙」/常井健一
 離島の「王朝」、61年ぶり村長選の内幕
〈7〉大分県東国東郡姫島村長選
◆めくるめくパワースポット/高橋秀実
〈13〉地獄の正体見たり
100歳の肖像/歌代幸子
〈7〉「菓心あづき庵」田谷きみ
◆平成になじめない/島村洋子
〈12〉オカルトだらけ
トリロー 三木鶏郎と昭和「冗談」史/泉麻人
〈8〉フランク馬場がやってきた
◆スポーツ指導者たちの「人を育てる」流儀/黒井克行
〈19〉林由郎の「やってみせる」
◆謎解きナンバリング/佐藤健太郎
〈13〉「星の番号」に願いを

【歴史巨編!】プリニウス 第45回/ヤマザキマリ+とり・みき
Δ(デルタ)/杉山隆男
【第10回】近未来の危機を描く迫真のシミュレーション小説
形影譚/河谷史夫
〈8〉井上光晴と瀬戸内寂聴
だからあれほど言ったのに/適菜収
〈19〉国辱にこだわる時代も過ぎ去ったか
昭和史の人間学/保阪正康
〈21〉自己ハ過去ト未来ノ一連鎖ナリ
江藤淳は甦える/平山周吉
〈最終回〉もう一年、日本のために頑張ろう
水戸学の世界地図/片山杜秀
〈30〉弱兵と愚民の天下泰平
反・幸福論/佐伯啓思
〈81〉「あの世」を信じること
【達人対談】完全養殖魚は世界の食卓を救う
養殖業の達人 有路昌彦 vs. ビートたけし
◆[表紙イラスト]信濃八太郎
◆[扉]今月の一発 火星15型ミサイル(写真 AFP=時事)
◆TOKYO2018
 中央防波堤埋立地(写真 広瀬達郎)
◆【新連載】写真家は写真でかく語る/トモ・コスガ
〈1〉鈴木麻弓 津波で失った父との対話
◆[巻頭随筆]風が時間を/徳岡孝夫

■Review■
・BOOK
・CINEMA
・EXHIBITION
・TV Peeper|村上和彦
・INTERVIEW|畠山理仁
掌のうた
・短歌|選・解説 三枝昂之
・俳句|選・解説 小澤實

最新号PICK UP

「マサカ」の時代
五木寛之

政治も経済も国際情勢も、予想のつかないことが次々に起きている。
「マサカ」の上に「マサカ」が続く。そんな時代をいかに生きるか。

【特集】開戦前夜の「戦争論」

2か月半ぶりに北朝鮮はミサイル発射実験を行い、米朝開戦の確率は飛躍的に高まった。これから事態はどう推移するのか。日本はどうなるのか。明日のための建設的現代戦争論。

【映画『嘘八百』公開記念対談】
僕たち役者は嘘つきです
中井貴一 × 佐々木蔵之介

日本映画を牽引する俳優二人がW主演した新作のテーマはずばり「嘘」。
嘘と本当、現実と芝居の狭間を行き来した16日間のロケを語る――。

【『オペレーションZ』刊行記念対談】
出でよ、「歳出削減」する政治家
音喜多駿 × 真山仁

この国は、いつ破綻してもおかしくない。高齢者内の所得移転、若者だけの世代政党結党――未来を変える緊急提言!

この号の誌面

編集長から

「マサカ」の時代

 よもや戦争にはなるまい、と誰もが思っている。ギリギリのところでどちらかが折れ、それなりの解決策が出るとみんな思っている。そもそも戦争に現実感がないし、メディアがどんなに騒いでも、日々の生活に忙しく、切迫感の持ちようもない。
 しかし世界に目を向けてみると、少し前から予想外の出来事が次々起きているのも確かなことだ。ロシアはクリミアに侵攻したし、アメリカではトランプが当選、イギリスはEU離脱を決めた。この間は、アメリカが一方的にエルサレムをイスラエルの首都と認めると宣言した。
 五木寛之氏は、こうしたいまの世の中を「『マサカ』の時代」と名付けた。今月号には同題の原稿を寄せていただいた。「『マサカ』の上に『マサカ』が続く」と書く五木氏は、そんな時代をよく生きるためのヒントも書き添えている。今月の特集は「開戦前夜の『戦争論』」だが、五木氏のこの記事と併せて読むと、見慣れた風景が違って見えてくる。

新潮45編集長 若杉良作(「波」2018年1月号より)

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

新潮45とは?

「新潮45」の創刊は1982(昭和57)年3月で、創刊当初は「新潮45+」(シンチョウヨンジュウゴプラス)という誌名でした。その名の示すとおり、もともとは45歳以上の中高年層を読者対象に想定した雑誌であり、新潮社にとっては初の総合雑誌への挑戦でもありました。
 3年後の1985年より「+」が取れて、誌名は現在の「新潮45」に変わります。内容も「日記と伝記」を軸にした新たな教養雑誌へとリニューアル。以来、その時々の編集部の方針によってノンフィクションや事件への志向が強まったり、独自の言論に力点を置いたり、誌面は変わり続けてきました。
 しかし、一つだけ変わらない「芯」のようなものがこの雑誌にはあります。
 それは「人の生き死に」について考えるということです。
 扱うテーマや素材は、政治経済から殺人事件、芸能スキャンダルやスポーツ・ドキュメントに至るまで多岐にわたります。叙述の仕方も、論考あり、エッセイあり、重厚なノンフィクションありとさまざまです。けれども雑誌の真ん中には、尽きることのない「人間への関心」がある。
これからも「新潮45」は変わり続けるでしょう。時代に向き合いながら、新しいテーマに挑み、表現の幅も広がっていく。しかし、その「芯」の部分は変わりません。ネットの時代になっても、いやネットの時代だからこそ、「新潮45」は「人間」を書き続けていきます。

 ちょっと危険で、深くて、スリリング。
 死角を突き、誰も言わないことを言い、人の生き死にを考える。
 一度読むとクセになるような「毒にも薬にもなる雑誌」。
 
「新潮45」はそんな雑誌であり続けたいと思っています。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞