第16回 受賞作品

  《友近賞受賞》
「月と林檎」伊藤万記

伊藤万記(いとう・まき)
一九八八年生まれ、石川県出身。二〇一六年に「冬の虫」が第二十六回ゆきのまち幻想文学賞大賞を受賞。また、「楽園」(夜釣十六名義)が第三十二回太宰治賞を受賞。
[→ 受賞者インタビュー]


受賞の言葉

一心に書いていきたい

 女の価値観は二十代で激変すると、昔、年上の友人に言われました。確かにそうであり、そうではない面もありました。今回応募した物語の原型は十代後半に書いたものです。改稿を重ねてはきたものの、少女小説を愛読していた当時の趣味を色濃く反映した内容だと思います。冷静に読み返すと赤面してしまう部分もありますが、良くも悪くも自分らしい小説だと感じます。今回の受賞を励みに、今後は中途半端な羞恥心を捨てて一心に書いていけたらと思います。選考に携わった皆様、とりわけ素敵な賞に選んでくださった友近さんに心から感謝を申し上げます。


[→ 受賞作品と選評一覧]

[↑ Page Top]