第18回 受賞作品

  《大賞受賞》
「赤い星々は沈まない」月吹友香

月吹友香(つぶき・ともか)
1978年生まれ、東京都出身、大阪府在住。銀行勤務を経て主婦へ。趣味は映画やミュージカル鑑賞。海釣り。ひとり旅。好きなお酒は、雨後の月とモヒート。
[→ 受賞者インタビュー]


受賞の言葉

心の底から求めたもの

 初めて物語を書いたのは8年前、小説ではなくシナリオでした。
 友人の「シナリオ教室がある」の一言に興味が湧き大阪の教室に通いました。
 次第に、情景や心情を細かく描写したい、もっと自由に物語を書きたい、そんな欲望が膨らみはじめ「よし! 小説を書こう」と“今ここ”に通じる扉を開きました。
“キヌ子”が頭に浮かんだ時「彼女を迎えてくれるところは“R-18文学賞”以外にない」と咄嗟に思ったことが蘇ります。図々しさの極みです。その反動で「なんてモノを出してしまったのだ」と送信後に震えましたが、伝えたいテーマはしっかりとあったので「どうか生き残っていてほしい!」と祈るばかりでした。
 作品の含意を汲んで下さった皆さまありがとうございました。
“R-18文学賞”で大賞を頂けたことを本当に嬉しく思います。
 文字を綴り、人生を紡ぐ──。糸の色、太さ、そして素材をもっと増やし誰かの日常に彩りを添えられる書き手になりたい。それが私の気持ちの全てです。


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