第18回受賞作品
受賞の言葉
大賞受賞

受賞の言葉
心の底から求めたもの
初めて物語を書いたのは8年前、小説ではなくシナリオでした。
友人の「シナリオ教室がある」の一言に興味が湧き大阪の教室に通いました。
次第に、情景や心情を細かく描写したい、もっと自由に物語を書きたい、そんな欲望が膨らみはじめ「よし! 小説を書こう」と“今ここ”に通じる扉を開きました。
“キヌ子”が頭に浮かんだ時「彼女を迎えてくれるところは“R-18文学賞”以外にない」と咄嗟に思ったことが蘇ります。図々しさの極みです。その反動で「なんてモノを出してしまったのだ」と送信後に震えましたが、伝えたいテーマは
作品の含意を汲んで下さった皆さまありがとうございました。
“R-18文学賞”で大賞を頂けたことを本当に嬉しく思います。