受賞の言葉
このたびは、『女による女のためのR-18文学賞』という素敵な文学賞の読者賞を頂き、とても嬉しく思っています。
なにかをつくるひと、に、幼い頃から憧れていました。そして、自分もそうなりたいと思ってはいたものの、わたしは不器用で、なにも形にすることができませんでした。今回読者賞を頂けたこと、自分の作品がひとに認められたこと、は、とても光栄なことであり、熱をはらんだひとすじの光になりました。
とても拙い作品を、評価してくださった先生方、最終選考に残してくださった新潮社の方々、そして読んで一票投じてくださった皆様、ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございます。
やっと手に入れることができたこの小さなかけらを、きらきらひかるものに磨きあげ、これからもたくさん、いろんな「世界」をつくっていきたいと思います。
ほんとうに、ありがとうございました。
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