
女であること
1,045円(税込)
発売日:1961/04/18
読み仮名 | オンナデアルコト |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
ISBN | 978-4-10-100116-6 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | か-1-11 |
定価 | 1,045円 |
電子書籍 価格 | 902円 |
電子書籍 配信開始日 | 2012/12/01 |
どういう本?
タイトロジー(タイトルを読む)
作家の中里恒子氏は本書解説で「女であること」という題名は、そのまま本書のテーマであると述べています。
フランスの作家ボーヴォワールのエッセイの中にある、女は女であるのではなく、女になるのだという観点から、「女であること」は「女の虚を突いた現実感に溢れている」と論じています。(解説・中里恒子 本書676〜677ページ)
著者プロフィール
川端康成
カワバタ・ヤスナリ
(1899-1972)1899(明治32)年、大阪生れ。東京帝国大学国文学科卒業。一高時代の1918(大正7)年の秋に初めて伊豆へ旅行。以降約10年間にわたり、毎年伊豆湯ケ島に長期滞在する。菊池寛の了解を得て1921年、第六次「新思潮」を発刊。新感覚派作家として独自の文学を貫いた。1968(昭和43)年ノーベル文学賞受賞。1972年4月16日、逗子の仕事部屋で自死。著書に『伊豆の踊子』『雪国』『古都』『山の音』『眠れる美女』など多数。
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