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甲骨文字の由来、スマホ時代での意外な便利さなど、漢字の面白さを縦横無尽に語る。

漢字のいい話

阿辻哲次/著

649円(税込)

本の仕様

発売日:2020/01/01

読み仮名 カンジノイイハナシ
装幀 村田恵理(背景の文字 二玄社『大書源』より)/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-101661-0
C-CODE 0195
整理番号 あ-100-1
ジャンル ノンフィクション
定価 649円

「道」という文字には怖い意味がある。「女」「母」「婦」「妻」などの文字からわかる古代人の女性観は? 「為」は昔、中国に象がいた証拠! 甲骨文字の由来や筆記用具と書体の密接な関係、ローマ字に比べ「遅れた文字」とされてきた漢字が、コンピュータやスマホの時代には意外に便利で新しいことなど、日本人が日常的に使う表意文字の面白さと奥深さを、漢字学の第一人者が縦横無尽に語る。

著者プロフィール

阿辻哲次 アツジ・テツジ

京都大学名誉教授、漢字文化研究所所長。1951(昭和26)年大阪生まれ。京都大学文学部中国語学中国文学専攻卒業。同大学大学院博士課程修了。文化庁文化審議会国語分科会漢字小委員会委員として新たな常用漢字表の作成に参加した。古代文字学についての知見と、パソコン・スマートフォンという現代テクノロジーの媒介としての漢字を研究する。著書に『漢字學―「説文解字」の世界』『漢字の文化史』『漢字のはなし』『漢字道楽』『戦後日本漢字史』『角川 新字源 改訂新版』(編)など。

目次

漢字はお好きですか?――まえがきにかえて
1.漢字を楽しむ
虫歯の漢字学
「みち」の漢字学
「妻」の原点を探れば
象とペリカン――古代中国の動物世界
アイコンとしての漢字
コラム(漢字歳時記)恭賀新年/梅とナニガシ/なまめかしい桜/春の情/陽極まりて/菊の効用/馬肥ゆる秋/莫と暮
2.文物と遺跡
北京図書館の『説文解字讀』
段玉裁の故郷を訪ねて
皇帝と青銅器――「伝国の儀器」の歴史
悲しい石碑の物語
馬王堆発掘のカラー写真
石刻の発生――人間のものとなった文字
コラム(字の形)鬼が消えた/正しい戦争/旅で一戦/震える蛤/五月の蠅/親の出番/寒い夜には/士の条件/老春を楽しむ
3.東アジアの漢字文化
この世に漢字はいくつあるのか
可口可楽・魔術霊・剣橋大学
「上京」「来阪」。では、鹿児島行きは?
国字作成のメカニズム
新常用漢字の新しさ
当節中国漢字事情
漢字簡略化と繁体字の復活
コラム(色っぽい話)柳巷花街/落ちた桃/鯉の手紙/新婚初夜/黄色は劣情の色/風月の悦楽/不名誉な緑/野合の産物/酒と王様/鳥を見る
4.書と漢字
筆記用具が書体を決める
書はいつから書なのか
漢字のソフトとハード
漢字はどこへ行くのか――あとがきにかえて
初出一覧
図版リスト
阿辻さーん、よろしく 阿刀田高

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