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「日本の伝統」の正体

藤井青銅/著

649円(税込)

発売日:2021/01/01

書誌情報

読み仮名 ニホンノデントウノショウタイ
装幀 佐藤竹右衛門/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-102481-3
C-CODE 0195
整理番号 ふ-59-1
ジャンル 文学・評論、文化人類学・民俗学
定価 649円
電子書籍 価格 649円
電子書籍 配信開始日 2020/12/23

それって本当に昔からある? 知れば知るほど面白い。日本の伝統の裏事情を楽しむ本。

その伝統、本当に昔からあった? お正月の定番「初詣」も「重箱おせち」も、実は私鉄や百貨店のキャンペーンから生まれた新しい文化。喪服は黒、土下座が謝罪のポーズになったのも実はごく最近。行事・風習・食生活……日常のいたるところに潜む、一見それらしい“昔からのしきたり”や“和の心”の裏側には、面白エピソードが盛りだくさん。楽しく学べるベストセラーに大幅増補。待望の文庫化。

目次
まえがき
第一章 季節にすり寄る「伝統」
日本人はいつから初詣をしているのか?
正月は「伝統」を作りやすい
大安や仏滅は禁止?
お中元・お歳暮・七五三に共通するもの
夏の鰻はいつからか?
恵方巻のもやもや感
バレンタインデーが作ったもの
第二章 家庭の中の「伝統」
古式ゆかしい神前結婚式?
夫婦同姓は伝統か?
良妻賢母と専業主婦
サザエさんファミリー幻想(三世代同居)
おふくろの味は「伝統の味」か?
ハイカラな洗濯板
夏の郷愁・蚊取り線香
正座は正しい座り方なのか?
土下座は謝罪なのか?
喪服の色に、白黒をつける
告別式は葬式か?
第三章 「江戸っぽい」と「京都マジック」
「江戸しぐさ」はいつから?
「古典落語」はいつから古典になったのか?
忍者はいたのか?
「都をどり」の京都マジック
千枚漬けと「京都三大漬物」
「万願寺とうがらし」の堂々とした伝統感
旧国名の伝統感
第四章 「国」が先か? 「伝統」が先か?
元号は、結構いいかげんだ
皇紀はいつから?
相撲は日本の国技か?
桜はパッと散るから美しい?
「錦の御旗」の曖昧な伝統感
「鎖国」は祖法なり!
第五章 「神社仏閣」と「祭り」と「郷土芸能」
京都三大祭りの「時代祭」
古くて新しい神社
御朱印帳の伝統
民謡「○○音頭」
民謡「○○節」
民謡と万葉集
津軽三味線のパッション
「よさこい」と「ソーラン」の関係
第六章 「外国」が「伝統」を創る
日本は東洋なのだろうか?
武士道はあったのか?
演歌は「日本人の心の歌」なのか?
木彫りの熊とけん玉
マトリョーシカとアロハシャツ
医食同源と薬膳
目から鱗が落ちる「ことわざ」
一目でわかる「伝統の長さ」棒グラフ
あとがき
主な参考文献

著者プロフィール

藤井青銅

フジイ・セイドウ

作家・脚本家・放送作家。第1回「星新一ショートショートコンテスト」入選。放送作家としては、伊集院光やウッチャンナンチャン、いっこく堂、オードリー(オードリーのオールナイトニッポン)などの番組構成に携わる。他の著書に『教養としての「国名の正体」』『「日本の伝統」という幻想』『幸せな裏方』などがある。

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