
ロシアよ、我が名を記憶せよ
649円(税込)
発売日:2022/07/28
- 文庫
- 電子書籍あり
日露開戦。我かく戦えり! 敵国の女性と結婚を誓った帝国海軍少佐の激闘を描く。
帝国海軍軍人の廣瀬武夫とロシア軍中佐の令嬢アリアヅナ。ペテルブルグで出会った二人は将来を誓いあい、一緒に日本で暮らす夢も膨らむ。だが戦争は不可避、日本も反ロの気運が満ちた。二人の愛の行方は……。開戦。決死の作戦行直前、廣瀬は彼女宛にロシア語の手紙を残し、激戦の海上で渾身のメッセージを刻んだ。一人の軍人の知られざる想いを通じ、明治日本の戦争と平和を描く感動作!
目次
開戦にむけて
白夜の街に
ねらうは極秘文書
ロシア暦七月十日
グルジアの友よ
戦争と平和
我が事終れり
愛の地平
銀盃と日本刀
焦がれる想いを
涙の聖断
万死に一生なし
閉塞船隊突入す
最後の頼み
消えた雄姿
仇討ちの海
白夜の街に
ねらうは極秘文書
ロシア暦七月十日
グルジアの友よ
戦争と平和
我が事終れり
愛の地平
銀盃と日本刀
焦がれる想いを
涙の聖断
万死に一生なし
閉塞船隊突入す
最後の頼み
消えた雄姿
仇討ちの海
あとがき
書誌情報
読み仮名 | ロシアヨワガナヲキオクセヨ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | 立原圭子/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 288ページ |
ISBN | 978-4-10-103182-8 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | や-86-2 |
ジャンル | 文学・評論 |
定価 | 649円 |
電子書籍 価格 | 649円 |
電子書籍 配信開始日 | 2022/07/28 |
著者プロフィール
八木荘司
ヤギ・ソウジ
兵庫県加古川市出身。京都大学文学部卒業後、産経新聞社に入社。大阪本社社会部長、論説委員長などを歴任。1987(昭和62)年、ノンフィクション『原告・宮津裕子』を発表。1992(平成4)年、ソウル五輪を題材にした小説『ソウルに消ゆ』で日本推理サスペンス大賞を受賞(筆名・有沢創司)。以後、『ガイアの季節』『三たびの銃声』『終りなき伝説』『天誅の剣』などを刊行。その他、日本の古代史をノンフィクションの手法で描く『古代からの伝言』や、『遥かなる大和』『青雲の大和』『大和燃ゆ』の古代史三部作等の著作がある。
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