真夏の死
825円(税込)
発売日:2020/10/28
- 文庫
川端康成推薦の記念碑的短篇を収録!
海難事故で幼い子供を失った夫婦。不幸に直面した衝撃と怒り、悲嘆からの逃避、忘却のはじまり、そして──喪失の後の心情を克明に追う「真夏の死」のほか、川端康成に評価され作家デビューのきっかけとなった「煙草」、レズビアニズムを扱った先駆的で官能的な「春子」など、短篇小説ならではの冴えが際立つ11篇を収録。著者による解説も付した自選短篇集。【新装版】
目次
煙草
春子
サーカス
翼
離宮の松
クロスワード・パズル
真夏の死
花火
貴顕
葡萄パン
雨のなかの噴水
春子
サーカス
翼
離宮の松
クロスワード・パズル
真夏の死
花火
貴顕
葡萄パン
雨のなかの噴水
解説 三島由紀夫
津村記久子
書誌情報
読み仮名 | マナツノシ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | Richard Osbourne/カバー写真、Getty Images/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 368ページ |
ISBN | 978-4-10-105048-5 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | み-3-18 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 825円 |
著者プロフィール
三島由紀夫
ミシマ・ユキオ
(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威(きみたけ)。1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。
判型違い
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