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イーハトーヴォから聞こえてくる賢治の足音。自伝的表題作、代表作「風の又三郎」の初稿を含む、珠玉の17編。

ポラーノの広場

宮沢賢治/著

767円(税込)

本の仕様

発売日:1995/01/30

読み仮名 ポラーノノヒロバ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-109208-9
C-CODE 0193
整理番号 み-2-8
ジャンル 文芸作品
定価 767円

あなたが宮沢賢治に最初にであった時、心がどんなふうに動いたか覚えていますか――つめくさのあかりを辿って訪ねた伝説の広場をめぐる顛末を、自伝的思い深く描いた表題作、ブルカニロ博士が現れる「銀河鉄道の夜〔初期形第三次稿〕」、本物の風の子又三郎の話「風野又三郎」、「いちょうの実」など童話17編。多彩な作品の複雑な成立の秘密もうかがい知れて、魅力をさらに堪能できる一冊。

著者プロフィール

宮沢賢治 ミヤザワ・ケンジ

(1896-1933)明治29年、岩手県花巻生れ。盛岡高等農林学校卒。富商の長男。日蓮宗徒。1921(大正10)年から5年間、花巻農学校教諭。中学時代からの山野跋渉が、彼の文学の礎となった。教え子との交流を通じ岩手県農民の現実を知り、羅須地人協会を設立、農業技術指導、レコードコンサートの開催など、農民の生活向上をめざし粉骨砕身するが、理想かなわぬまま過労で肺結核が悪化、最後の5年は病床で、作品の創作や改稿を行った。生前刊行されたのは、詩集『春と修羅』童話集『注文の多い料理店』(1924)のみ。

目次

いちょうの実
まなづるとダァリヤ
鳥箱先生とフウねずみ
林の底
十力の金剛石
とっこべとら子
若い木霊
風野又三郎
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
ガドルフの百合
種山ヶ原
タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった
氷河鼠の毛皮
税務署長の冒険
銀河鉄道の夜〔初期形第三次稿〕
ポラーノの広場
竜と詩人
注解 天沢退二郎
贈与する人 中沢新一
収録作品について 天沢退二郎
年譜

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