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決定版 夏目漱石

江藤淳/著

961円(税込)

本の仕様

発売日:1979/07/25

読み仮名 ケッテイバンナツメソウセキ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-110802-5
C-CODE 0191
整理番号 え-4-2
ジャンル 文学・評論、ノンフィクション
定価 961円

従来の漱石神話をことごとく打破して、生活人漱石の内面に肉薄した画期的論文『夏目漱石』は、著者23歳の年に刊行された。以来漱石とのつき合いは二十余年に及び、批評家江藤淳の多彩な評論活動の根幹をなしている。明晰な論理と豊かな洞察力で卓越した漱石観を示す著者の漱石論考のすべてを収録した本書は、漱石論の白眉であると同時に、最良の漱石文学案内の魅力にあふれている。

著者プロフィール

江藤淳 エトウ・ジュン

(1933-1999)東京・大久保生れ。1956(昭和31)年刊の『夏目漱石』で新鋭批評家として一躍脚光を浴び、『小林秀雄』(1961年刊)により新潮社文学賞受賞。1969年末から約9年にわたり毎日新聞の文芸時評を担当。この間、1970年には『漱石とその時代』(第一部、第二部)で菊池寛賞、野間文芸賞を受けた。他の作品に『海は甦える』『成熟と喪失』『一族再会』『自由と禁忌』など。

目次

第一部 漱石の位置について
第一章 漱石神話と「則天去私」
第二章 文明開化と文明批評
第三章 「無」と「夢」――漱石の低音部
第四章 神経衰弱と「文学論」
第五章 漱石の深淵
第六章 「猫」は何故面白いか?
第七章 職業作家漱石の誕生
第八章 神の不在と文明批評的典型
第二部 晩年の漱石
第一章 作家と批評
第二章 倫理と超倫理――修善寺大患をめぐって
第三章 「門」――罪からの遁走
第四章 「行人」――「我執」と「自己抹殺」
第五章 「行人」の孤独と東洋的自然観
第六章 「心」――所謂「漱石の微笑」
第七章 「道草」――日常生活と思想
第八章 「明暗」――近代小説の誕生
第九章 「明暗」それに続くもの
初版へのあとがき
第三部
漱石像をめぐって
明治の一知識人
夏目漱石小伝
現代と漱石と私
「道草」と「明暗」
漱石生誕百年記念講演
鴎外と漱石
漱石の「旧さ」と「新しさ」
ロンドン・漱石・ターナー
漱石とラファエル前脈
漱石と英国世紀末芸術
登世という名の嫂
もう一人の嫂
漱石のなかの風景
漱石の恋――再説
鴎外と漱石――その留学と恋と
夏目漱石年譜
後記
解説 小堀桂一郎

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