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黒革の手帖〔上〕

松本清張/著

825円(税込)

発売日:1983/01/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

7500万円の横領金を資本に、銀座のママに転身したベテラン女子行員、原口元子。店のホステス波子のパトロンである産婦人科病院長楢林に目をつけた元子は、元愛人の婦長を抱きこんで隠し預金を調べあげ、5000万円を出させるのに成功する。次に彼女は、医大専門予備校の理事長橋田を利用するため、その誘いに応じるが……。夜の紳士たちを獲物に、彼女の欲望はさらにひろがってゆく。

  • テレビ化
    木曜ドラマ 黒革の手帖(2017年7月放映)
  • 舞台化
    松本清張 生誕100年記念『黒革の手帖』(2009年4月 明治座)

書誌情報

読み仮名 クロカワノテチョウ1
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 384ページ
ISBN 978-4-10-110953-4
C-CODE 0193
整理番号 ま-1-47
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、文学賞受賞作家
定価 825円
電子書籍 価格 616円
電子書籍 配信開始日 2010/08/01

どういう本?

反響

ドラマ化で話題の松本清張『黒革の手帖』(新潮文庫、上・下巻)は、本日、累計150万部を超えました。ドラマは武井咲主演で7月20日スタート。毎週木曜夜9時よりテレビ朝日系にて放送予定です(2017年6月27日)。

著者プロフィール

松本清張

マツモト・セイチョウ

(1909-1992)福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

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