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もっと、人生を強く抱きしめなさい――。文学と宗教、人生の機微と奥深さを語る名講演録。

人生の踏絵

遠藤周作/著

529円(税込)

本の仕様

発売日:2019/08/01

読み仮名 ジンセイノフミエ
装幀 濱愛子/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-112339-4
C-CODE 0195
整理番号 え-1-39
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 529円

もっと、人生を強く抱きしめなさい――。私たち一人ひとりが、それぞれの〈踏絵〉を持って生きている。キリスト教禁教の時代に踏絵に足をかけ、誰に語られることもなく歴史の中へ葬り去られた弱き人々に声を与え、その存在を甦らせた不朽の名作『沈黙』の創作秘話をはじめ、海外小説から読み解く文学と宗教、愛と憐れみ、そして人生の機微と奥深さを縦横に語った、時代を超える名講演録。

著者プロフィール

遠藤周作 エンドウ・シュウサク

(1923-1996)東京生れ。幼年期を旧満州大連で過ごし、神戸に帰国後、11歳でカトリックの洗礼を受ける。慶応大学仏文科卒。フランス留学を経て、1955(昭和30)年「白い人」で芥川賞を受賞。一貫して日本の精神風土とキリスト教の問題を追究する一方、ユーモア作品、歴史小説も多数ある。主な作品は『海と毒薬』『沈黙』『イエスの生涯』『侍』『スキャンダル』等。1995(平成7)年、文化勲章受章。1996年、病没。

目次

人生にも踏絵があるのだから――『沈黙』が出来るまで
文学と宗教の谷間から
I 交響楽を鳴らしてくれるのが宗教
II 人が微笑する時
III 憐憫という業
IV 肉欲という登山口
V 聖女としてではなく
VI あの無力な男
強虫と弱虫が出合うところ――『沈黙』から『侍』へ
本当の「私」を求めて
解説 柚木麻子

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