ホーム > 書籍詳細:酔いどれ次郎八

男が己を捨ててまで守り抜くもの。周五郎文学のすべてが詰った十一篇。

酔いどれ次郎八

山本周五郎/著

649円(税込)

本の仕様

発売日:1990/07/27

読み仮名 ヨイドレジロハチ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-113456-7
C-CODE 0193
整理番号 や-2-55
ジャンル 文芸作品、文学賞受賞作家
定価 649円
電子書籍 価格 616円
電子書籍 配信開始日 2012/07/01

藩の名刀を奪い、役人を斬って薩摩藩に逃げ込んだ侍を上意討ちにする命をおびた矢作次郎八と岡田千久馬。二人は首尾よく本懐を遂げるが、薩摩藩士に取り囲まれ退路を断たれる。千久馬を逃がし、その場で死んだと思われていた次郎八が二年後に藩に姿を現した時、かつての許婚は千久馬のもとに嫁いでいた――。次郎八のとる意外な行動を描く表題作ほか、「与茂七の帰藩」など全11編を収録。

著者プロフィール

山本周五郎 ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

目次

彦四郎実記
浪人一代男
牡丹花譜
酔いどれ次郎八
武道仮名暦

与茂七の帰藩
あらくれ武道
江戸の土圭師
風格
人間紛失
解説 木村久邇典

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