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飢餓海峡〔上〕

水上勉/著

825円(税込)

発売日:1990/03/27

書誌情報

読み仮名 キガカイキョウ1
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-114124-4
C-CODE 0193
整理番号 み-7-24
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 825円
電子書籍 価格 649円
電子書籍 配信開始日 2008/05/01

貧しさから這い上がるには、殺ししかなかった。圧倒的リアリティで人間の宿命を描き切る水上文学の金字塔。

樽見京一郎は京都の僻村に生まれた。父と早く死に別れて母と二人、貧困のどん底であえぎながら必死で這い上がってきた男だ。その彼が、食品会社の社長となり、教育委員まで務める社会的名士に成り上がるためには、いくつかの残虐な殺人を犯さねばならなかった……。そして、巧なり名を遂げたとき、殺人犯犬飼多吉の時代に馴染んだ酌婦、杉戸八重との運命的な出会いが待っていた……。

目次
序章 遭難
第一章 発端
第二章 釈放者
第三章 廃港
第四章 湯野川
第五章 消えた舟
第六章 岩幌と函館の間
第七章 黒い家
第八章 下北の女達
第九章 富貴屋にて
第十章 破綻
第十一章 娼婦の町
第十二章 歳月
第十三章 舞鶴

著者プロフィール

水上勉

ミズカミ・ツトム

(1919-2004)福井県生れ。少年時代に禅寺の侍者を体験する。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事する。1959(昭和34)年『霧と影』を発表し本格的な作家活動に入る。1960年『海の牙』で探偵作家クラブ賞、1961年『雁の寺』で直木賞、1971年『宇野浩二伝』で菊池寛賞、1975年『一休』で谷崎賞、1977年『寺泊』で川端賞、1983年『良寛』で毎日芸術賞を受賞する。『金閣炎上』『ブンナよ、木からおりてこい』『土を喰う日々』など著書多数。2004(平成16)年9月永眠。

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