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関ケ原〔中〕

司馬遼太郎/著

935円(税込)

発売日:1974/06/27

  • 文庫
  • 電子書籍あり

己の義を貫く三成。周到な謀略で天下を狙う家康。決戦の秋が迫る!

秀吉の死後、天下が騒然とする中、能吏にして人に媚びることをしない三成を憎む秀吉恩顧の戦場一筋の武将たちは、彼の追放を図る。要職を辞し、居城の佐和山への退隠を余儀なくされた三成。その一方、天下の簒奪に取り掛った家康は、周到な謀略を巡らし、秀頼の命を奉ずる福島正則・加藤清正ら反三成派の武将たちを次々と籠絡していく。

  • 映画化
    関ヶ原(2017年8月公開)
目次
大津の一夜
分銅屋
小野の里
夏の月
宇喜多騒動
会津若松
奥州の雪
国抜け
挑戦
風雲
家康動く
琵琶湖畔
襲撃
遁走
敦賀の人
安国寺恵瓊
戦書
脱出
細川伽羅奢
猛炎
旗頭
密使
島津惟新入道
水口の関所
金吾
若狭少将
北上軍
伏見攻め
豊前の人
飛報
明日
福島陣屋
六文銭
抱茗荷
光風
運命
竹伐り

書誌情報

読み仮名 セキガハラ02
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 544ページ
ISBN 978-4-10-115213-4
C-CODE 0193
整理番号 し-9-13
ジャンル 文芸作品、歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 935円
電子書籍 価格 825円
電子書籍 配信開始日 2015/02/06

著者プロフィール

司馬遼太郎

シバ・リョウタロウ

(1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

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