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青春忘れもの

池波正太郎/著

539円(税込)

発売日:2011/05/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

大作家自らが回想する清々しい青春記。芝居に熱中した少年は、戦争を経て、やがて作家へ――。

池波正太郎が自らつづるその青春時代とは──関東大震災の年に生まれ、小学校卒業後すぐに就職。勤め先を転々としつつ、芝居見物を楽しみ、美食を覚え、吉原にも通う早熟な十代を過ごす。戦時中は旋盤工として働き、やがて海兵団に入団。戦後、脚本家への道を歩み始める。両親や親族との思い出、友人や恩師との出会いを懐かしく振り返る清々しい回想記。時代小説「同門の宴」も収録。

目次
青春忘れもの
祖父の家
蕪と株
再会
夢中の日々
十五代目・羽左衛門
別れ別れ
開戦前後
応召前夜
海軍八〇一空
終戦
恩師
旧友
同門の宴
あとがき ならびに小説について
文庫版あとがき

解説 川野黎子

書誌情報

読み仮名 セイシュンワスレモノ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 272ページ
ISBN 978-4-10-115753-5
C-CODE 0195
整理番号 い-16-90
ジャンル エッセー・随筆、文学賞受賞作家、ノンフィクション
定価 539円
電子書籍 価格 484円
電子書籍 配信開始日 2012/05/01

著者プロフィール

池波正太郎

イケナミ・ショウタロウ

(1923-1990)東京・浅草生れ。下谷・西町小学校を卒業後、茅場町の株式仲買店に勤める。戦後、東京都の職員となり、下谷区役所等に勤務。長谷川伸の門下に入り、新国劇の脚本・演出を担当。1960(昭和35)年、「錯乱」で直木賞受賞。「鬼平犯科帳」「剣客商売」「仕掛人・藤枝梅安」の3大シリーズをはじめとする膨大な作品群が絶大な人気を博しているなか、急性白血病で永眠。

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