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父の縁側、私の書斎

檀ふみ/著

649円(税込)

発売日:2006/08/29

  • 文庫

幸せな記憶を呼び覚ます、いとおしい私の家――。エッセイの名手檀ふみが綴る、住まいをめぐる想い、父の思い出。

父、檀一雄の思い出は、昔の家の記憶と共に蘇る。原稿に行き詰まった父が夜中に料理をしていた台所。友人坂口安吾を居候させていた書斎。父お手製の竹馬で遊んだ庭――。父は亡くなり、家は建て直された。現在暮らす家の煩雑な悩みは尽きることがない。けれど私の中には「生活すること」を愛した父の魂が息づき始めている――。深い共感と切ない郷愁を誘う、“家”にまつわるエッセイ集。

書誌情報

読み仮名 チチノエンガワワタシノショサイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 304ページ
ISBN 978-4-10-116152-5
C-CODE 0195
整理番号 た-80-2
ジャンル エッセー・随筆、ノンフィクション、ビジネス・経済
定価 649円

著者プロフィール

檀ふみ

ダン・フミ

東京生まれ。作家檀一雄の長女。慶應義塾大学経済学部卒。高校在学中に女優デビュー。数々の映画、テレビドラマなどで活躍する一方で、エッセイストとしても高い評価を受けている。著書に『ありがとうございません』『まだふみもみず』『どうもいたしません』『檀流きものみち』などがある。友人の阿川佐和子氏との共著も多数あり、『ああ言えばこう食う』で1999(平成11)年、講談社エッセイ賞を受賞。

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