
田辺聖子の恋する文学―一葉、晶子、芙美子―
473円(税込)
発売日:2015/08/28
- 文庫
- 電子書籍あり
愛を知ったから、書けた。恋愛小説の名手が語る、近代に生きた女性作家の情熱と苦悩。
貧しさにあえぎながらも、一途に恋心を守り抜いた樋口一葉。燃えるような愛憎を作品に注ぎ込んだ与謝野晶子。〈俳人〉と〈主婦〉、二つの己に引き裂かれた杉田久女……。女性の地位が低かった時代、明治生まれの作家たちは創作への情熱と、愛や生活の狭間でもがき続けていた――。恋愛小説の名手がたおやかに語る、五人の女性文学者の作品と生涯とは。『続 田辺聖子の古典まんだら』改題。
目次
恋が執筆の原動力・樋口一葉
嫉妬を文学に昇華させた与謝野晶子
ノラになりたかった杉田久女
女の友情・吉屋信子
男の本質をつかんでいた林芙美子
嫉妬を文学に昇華させた与謝野晶子
ノラになりたかった杉田久女
女の友情・吉屋信子
男の本質をつかんでいた林芙美子
解説 小川洋子
書誌情報
読み仮名 | タナベセイコノコイスルブンガクイチヨウアキコフミコ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 192ページ |
ISBN | 978-4-10-117531-7 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | た-14-31 |
ジャンル | 文学賞受賞作家、ノンフィクション |
定価 | 473円 |
電子書籍 価格 | 473円 |
電子書籍 配信開始日 | 2016/02/19 |