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神の代理人

塩野七生/著

935円(税込)

発売日:2012/10/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

敬虔なる聖職者か、欲深き権力者か。信仰の頂点に立つローマ法王の実像。

教会の権威復活のために十字軍結成に心血を注いだ知識人法王ピオ二世。過激な改革を説き、民衆の熱狂的な支持を集めるサヴォナローラと対峙したアレッサンドロ六世。教会領再復のため、自ら軍隊を組織し陣頭に立ったジュリオ二世。芸術と豪奢を愛し、法王庁の資産を食いつぶしたメディチ家出身のレオーネ十世……。権力の中枢を生きたローマ法王の実像を描き出す、塩野文学初期の傑作。

目次
読者へ
最後の十字軍
アレッサンドロ六世とサヴォナローラ
剣と十字架
ローマ・十六世紀初頭
参考文献
図版出典一覧

書誌情報

読み仮名 カミノダイリニン
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 592ページ
ISBN 978-4-10-118142-4
C-CODE 0122
整理番号 し-12-42
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、ノンフィクション
定価 935円
電子書籍 価格 825円
電子書籍 配信開始日 2016/04/22

著者プロフィール

塩野七生

シオノ・ナナミ

1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。1968年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。1982年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。1983年、菊池寛賞。1992年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくむ(2006 年に完結)。1993年、『ローマ人の物語I』により新潮学芸賞。1999年、司馬遼太郎賞。2002年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。2007年、文化功労者に選ばれる。2008ー2009年、『ローマ亡き後の地中海世界』(上・下)を刊行。2011年、「十字軍物語」シリーズ全4冊完結。2013年、『皇帝フリードリッヒ二世の生涯』(上・下)を刊行。2017年、「ギリシア人の物語」シリーズ全3巻を完結させた。

判型違い(単行本)

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