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愛さずにはいられない

藤田宜永/著

1,155円(税込)

発売日:2021/04/01

書誌情報

読み仮名 アイサズニハイラレナイ
装幀 ゴトウヒロシ/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-119725-8
C-CODE 0193
整理番号 ふ-18-15
ジャンル 文学賞受賞作家
定価 1,155円
電子書籍 価格 1,155円
電子書籍 配信開始日 2021/03/27

傷を抱えた少年は、運命の女に出会い、愛と性に溺れていく。著者渾身の自伝的青春小説。

1960年代後半。芳郎は東京で下宿生活を送る高校生だ。酒や煙草、夜遊びに耽る毎日だが、その心には母への憎悪が深く影を落としていた。童貞を捨てた彼は性にのめりこみ、やがて運命の女、由美子に出会う――。無軌道な少年時代と実母との確執とを赤裸々に描き、「この作品こそ自分自身」と著者に言わしめた唯一の自伝的作品であり、遺された数多の作品世界の原点ともいうべき特別な長編小説。

目次
第一章 童貞を失った年
第二章 出逢い
第三章 光と影
第四章 浮かれ女
第五章 太陽と精神病院
第六章 冷血
第七章 不気味な男
第八章 決断の時
第九章 暗い門出
第十章 蜜月
第十一章 侵入者
第十二章 綱渡り
第十三章 流転
第十四章 出直しの夏
第十五章 喧嘩とセックス
第十六章 ナンパの達人
第十七章 空虚な日々
第十八章 揺曳する心
第十九章 汚濁の中の愛
第二十章 迷走
第二十一章 突き抜けた青い空
あとがき
不器用な情熱の記録 小池真理子

著者プロフィール

藤田宜永

フジタ・ヨシナガ

(1950-2020)福井市生れ。早大中退後、渡仏。エール・フランス勤務、帰国後のフランス語教師などを経て、エッセイを書きはじめる。1986(昭和61)年『野望のラビリンス』で小説デビュー。1995(平成7)年、『鋼鉄の騎士』で日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会特別賞受賞。1997年の『樹下の想い』で恋愛小説にも新境地を開き、1999年『求愛』で島清恋愛文学賞受賞、2001年『愛の領分』で直木賞を受賞した。2017年には『大雪物語』で吉川英治文学賞を受賞。他の作品に『リミックス』『乱調』『老猿』『風屋敷の告白』『わかって下さい』などがある。

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