螺旋の手術室
880円(税込)
発売日:2017/09/28
- 文庫
- 電子書籍あり
手術室での不可解な死。次々と殺される教授選の候補者たち。慟哭の医療ミステリー!
純正会医科大学附属病院の教授選の候補だった冴木真也准教授が、手術中に不可解な死を遂げた。彼と教授の座を争っていた医師もまた、暴漢に襲われ殺害される。二つの死の繋がりとは。大学を探っていた探偵が遺した謎の言葉の意味は。父・真也の死に疑問を感じた裕也は、同じ医師として調査を始めるが……。「完全犯罪」に潜む医師の苦悩を描く、慟哭の医療ミステリー。『ブラッドライン』改題。
目次
第一章 手術室の悪夢
第二章 血塗られた教授選
第二章 血塗られた教授選
幕間
第三章 錯乱のメス
第四章 非情の診断
第四章 非情の診断
エピローグ
書誌情報
読み仮名 | ラセンノシュジュツシツ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | Moment/カバー写真、Getty Images/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 464ページ |
ISBN | 978-4-10-121071-1 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | ち-7-71 |
ジャンル | ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
定価 | 880円 |
電子書籍 価格 | 781円 |
電子書籍 配信開始日 | 2018/03/16 |
著者プロフィール
知念実希人
チネン・ミキト
1978(昭和53)年、沖縄県生れ。東京慈恵会医科大学卒業。2004(平成16)年から医師として勤務。2011年、「レゾン・デートル」で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。2012年、同作を『誰がための刃』と改題し、デビュー。2018年、『崩れる脳を抱きしめて』で広島本大賞、沖縄書店大賞を受賞。同作で本屋大賞にノミネートされる。他の著書に「天久鷹央」シリーズ、『螺旋の手術室』『ひとつむぎの手』『仮面病棟』『ムゲンのi』『優しい死神の飼い方』『硝子の塔の殺人』などがある。
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