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そもそも島に進化あり

川上和人/著

880円(税込)

発売日:2023/06/26

  • 文庫

鳥や植物たちはどうやって海原を渡り、辿り着いた島でどのように進化を遂げるのか。

島がひとつ、大海原に生まれた。新天地を求めて鳥が飛来し、彼らが運んだ種が根づく。動植物は島に満ち、独自な進化がそこここで始まる。それはちっぽけだけどかけがえのない「創世記」。小笠原諸島をフィールドとする鳥類学者が、ヤンバルクイナなど飛べない鳥の秘密、外来種の島に与える影響、そして生態系そのものを語る。そう、島は生命の教科書なのだ。地球人必読の傑作科学エッセイ。

目次
はじめに
序 そもそも島は
イラズンバ
第1章 島が世界に現れる
1 島にヤシの木は何本必要か
2 島を二つに分類せよ
3 新島、大海に立つ
第2章 島に生物が参上する
1 島に招くには、まず隗より始めよ
2 食べれば海も越えられる
3 太平洋ヒッチハイクガイド
4 コンチキ号症候群
5 風が吹けば、誰かが儲かる
6 早い者勝ちの島
7 翼よ、あれが島の灯だ
第3章 島で生物が進化を始める
1 さらば、切磋琢磨の日々よ
2 島の「し」は、進化の「し」
3 正しい固有種の作り方
4 多様化する世界
5 動物がときめく島の魔法
6 植物がかかる島の病
7 フライ、オア、ノットフライ
8 だって海鳥ですもの
第4章 島から生物が絶滅する
1 楽園の落日
2 闘え! ベジタリアン
3 プレデター VS エイリアン
4 拡散する悲劇
5 カガヤクミライ
第5章 島が大団円を迎える
1 天地開闢
2 あなたの島の生まれるところ
おわりに
文庫版あとがき
解説 万城目 学
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書誌情報

読み仮名 ソモソモシマニシンカアリ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 北澤平祐/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 416ページ
ISBN 978-4-10-121513-6
C-CODE 0145
整理番号 か-84-3
ジャンル サイエンス・テクノロジー
定価 880円

著者プロフィール

川上和人

カワカミ・カズト

1973(昭和48)年生れ。農学博士。国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所鳥獣生態研究室長。東京大学農学部林学科卒、同大学院農学生命科学研究科中退。著書に『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』『美しい鳥 ヘンテコな鳥』『そもそも島に進化あり』『鳥の骨格標本図鑑』『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』『鳥肉以上、鳥学未満。』などがある。図鑑の監修も多く手がけている。2017(平成29)年に上梓した『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』がベストセラーとなり、読書界の注目を集める。

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