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私と踊って

恩田陸/著

737円(税込)

発売日:2015/05/01

ミステリ、SF、ショートショート、ホラー。彩り豊かに味わい異なる全十九編の万華鏡。

パーティ会場でぽつんとしていた私に、不思議な目をした少女が突然声をかける。いつのまにか彼女に手をひかれ、私は光の中で飛び跳ねていた。孤独だけれど、独りじゃないわ。たとえ世界が終わろうと、ずっと私を見ていてくれる? ――稀代の舞踏家ピナ・バウシュをモチーフにした表題作ほか、ミステリからSF、ショートショート、ホラーまで、彩り豊かに味わい異なる19編の万華鏡。

目次
心変わり
骰子(さいころ)の七の目
忠告
弁明
少女界曼荼羅(まんだら)
協力
思い違い
台北小夜曲(タイペイセレナーデ)
理由
火星の運河
死者の季節
劇場を出て
二人でお茶を
聖なる氾濫(はんらん)
海の泡より生まれて
茜(あかね)さす
私と踊って
 あとがき
東京の日記
交信

書誌情報

読み仮名 ワタシトオドッテ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-123423-6
C-CODE 0193
整理番号 お-48-12
ジャンル 文芸作品
定価 737円
電子書籍 価格 693円
電子書籍 配信開始日 2015/10/23

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著者プロフィール

恩田陸

オンダ・リク

1964(昭和39)年、宮城県出身。早稲田大学卒。1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞を、2017年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と2度目の本屋大賞をそれぞれ受賞した。ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国常野物語』『ライオンハート』『私と踊って』『夜の底は柔らかな幻』『スキマワラシ』『灰の劇場』などがある。

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