
葬られた王朝―古代出雲の謎を解く―
1,100円(税込)
発売日:2012/11/01
読み仮名 | ホウムラレタオウチョウコダイイズモノナゾヲトク |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
ISBN | 978-4-10-124414-3 |
C-CODE | 0195 |
整理番号 | う-5-14 |
ジャンル | 日本史 |
定価 | 1,100円 |
「古事記」から浮かび上がる天皇家とは異なったもう一つの王家の存在。梅原古代学の集大成。「古事記」編纂1300年記念。
かつて、スサノオやオオクニヌシの出雲王朝がこの国を支配していた。韓国から渡来したスサノオは人々を苦しめる豪族=ヤマタノオロチを退治し、出雲平野に豊かな王国を築くがやがて衰亡。南九州から東征してきた天孫族に国譲りを迫られる。その出雲王朝の存在を歴史の闇に葬ったのは? 『隠された十字架』『水底の歌』に続く3部作の完結篇にして、日本古代史を塗り替える衝撃的論考。
目次
はじめに 出雲へ
第一章 出雲王朝はスサノオから始まった
第二章 オオクニヌシ――王朝を繁栄させた大王
第三章 考古学が語る出雲王朝
第四章 記紀の謎
おわりに 出雲大社の建造
第一章 出雲王朝はスサノオから始まった
第二章 オオクニヌシ――王朝を繁栄させた大王
第三章 考古学が語る出雲王朝
第四章 記紀の謎
おわりに 出雲大社の建造
主要参考文献
取材協力
解説 井波律子
取材協力
解説 井波律子
まとめテーマでくくる 本選びのヒント
著者プロフィール
梅原猛
ウメハラ・タケシ
(1925-2019)1925年宮城県生まれ、哲学者。国際日本文化研究センター顧問。京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター所長などを歴任。縄文時代から近代までを視野におさめ、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する幾多の論考は〈梅原日本学〉と呼ばれる。著書に『隠された十字架一法隆寺論』、『葬られた王朝一古代出雲の謎を解く』、『親鸞「四つの謎」を解く』(以上すべて新潮社)など多数。
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る