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「死の医学」への日記

柳田邦男/著

781円(税込)

発売日:1999/03/30

  • 文庫

どうすれば自分らしく死んでいけるのか? 終末期医療の現在と未来を探り、「生と死」の思索へと至る。

末期に臨んで、人は自らの人生を完成させるべく、どのような死を創るべきなのか? また、死にゆく人を医療はどう支援すべきなのか? 終末期医療のあり方が問われる現在、現代医療は根源的な転換を迫られている。緩和ケア、インフォームド・コンセント、在宅ホスピス、尊厳死……。医療者と患者・家族が直面した身近な「生と死の物語」から、「死の医学」を探り当てた感動的なドキュメント。

書誌情報

読み仮名 シノイガクヘノニッキ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 480ページ
ISBN 978-4-10-124915-5
C-CODE 0195
整理番号 や-8-15
ジャンル 文学・評論、科学
定価 781円

著者プロフィール

柳田邦男

ヤナギダ・クニオ

1936(昭和11)年、栃木県生れ。1995(平成7)年『犠牲―わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンル確立への貢献が高く評価され菊池寛賞受賞。災害・事故・公害問題や、生と死、言葉と心の危機、子どもの人格形成とメディア等の問題について積極的に発言している。主な近著に『壊れる日本人』『「気づき」の力』『生きなおす力』『人の痛みを感じる国家』『新・がん50人の勇気』『僕は9歳のときから死と向きあってきた』『「想定外」の罠―大震災と原発』『生きる力、絵本の力』『終わらない原発事故と「日本病」』『言葉が立ち上がる時』がある。翻訳絵本に『ヤクーバとライオン』『少年の木』『その手に1本の苗木を』『やめて!』等多数。

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