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言葉の力、生きる力

柳田邦男/著

605円(税込)

発売日:2005/06/26

  • 文庫

たまたま出会った一つの言葉が、絶望を希望に変えることがある――。

言葉は事実を表すための単なる記号ではない。そこには必ず魂が込められている。いのちを失った言葉は壊れ、そこに暴力が生れる。──若き日に出会った本の中の心を揺さぶる一行、医療現場で耳にした感動の対話、わが子を失った悲嘆の日々を癒し、絶望を希望に変えてくれた貴重な一言など、人を勇気づける言葉、心を温めてくれる言葉を集めて、日本語が持つ豊饒な力と煌めきを呼び覚ます必読のエッセイ集。

書誌情報

読み仮名 コトバノチカライキルチカラ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-124918-6
C-CODE 0195
整理番号 や-8-18
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究、ノンフィクション、ビジネス・経済
定価 605円

著者プロフィール

柳田邦男

ヤナギダ・クニオ

1936(昭和11)年、栃木県生れ。1995(平成7)年『犠牲―わが息子・脳死の11日』とノンフィクション・ジャンル確立への貢献が高く評価され菊池寛賞受賞。災害・事故・公害問題や、生と死、言葉と心の危機、子どもの人格形成とメディア等の問題について積極的に発言している。主な近著に『壊れる日本人』『「気づき」の力』『生きなおす力』『人の痛みを感じる国家』『新・がん50人の勇気』『僕は9歳のときから死と向きあってきた』『「想定外」の罠―大震災と原発』『生きる力、絵本の力』『終わらない原発事故と「日本病」』『言葉が立ち上がる時』がある。翻訳絵本に『ヤクーバとライオン』『少年の木』『その手に1本の苗木を』『やめて!』等多数。

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