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わたしが待ち望んでいるのは、冬を確信できる日だった――。自伝を書いた「わたし」。サーカスの花形「トスカ」。動物園の人気者「クヌート」。奇想天外で美しい、ホッキョクグマ三代の物語。野間文芸賞受賞作。

  • 受賞第64回 野間文芸賞

雪の練習生

多和田葉子/著

649円(税込)

本の仕様

発売日:2013/12/01

読み仮名 ユキノレンシュウセイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-125581-1
C-CODE 0193
整理番号 た-106-1
ジャンル 文芸作品、文学賞受賞作家
定価 649円

膝を痛め、サーカスの花形から事務職に転身し、やがて自伝を書き始めた「わたし」。どうしても誰かに見せたくなり、文芸誌編集長のオットセイに読ませるが……。サーカスで女曲芸師と伝説の芸を成し遂げた娘の「トスカ」、その息子で動物園の人気者となった「クヌート」へと受け継がれる、生の哀しみときらめき。ホッキョクグマ三代の物語をユーモラスに描く、野間文芸賞受賞作。

著者プロフィール

多和田葉子 タワダ・ヨウコ

1960(昭和35)年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。1982年、ドイツ・ハンブルクヘ。ハンブルク大学大学院修士課程修了。1991(平成3)年『かかとを失くして』で群像新人賞、1993年『犬婿入り』で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花賞、2002年『球形時間』でドゥマゴ文学賞、『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞、伊藤整文学賞を受賞。その他の作品に、『海に落とした名前』『尼僧とキューピッドの弓』『雲をつかむ話』などがある。日独二ヶ国語で作品を発表しており、1996年にはドイツ語での作家活動によりシャミッソー文学賞受賞。2018年『献灯使』で全米図書賞(翻訳文学部門)受賞。2006年よりベルリン在住。

目次

祖母の退化論
死の接吻
北極を想う日
解説 佐々木敦

判型違い(書籍)

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