義烈千秋 天狗党西へ
869円(税込)
発売日:2014/09/29
- 文庫
- 電子書籍あり
国を正すべく、貧しくも強靱な水戸藩士らは決起した。幕末最大の悲劇を描く歴史長編。
開国から十年。貿易の激化で北関東の民は困窮していた。水戸藩士・藤田小四郎は、幕政を正し外敵を掃おうと各地に書状を放つ。集まったのは貧しくも真摯に国を想う、若き志士たち。一同は筑波山で挙兵するが、幕府の討伐軍が迫り来る。内部分裂、強大な追手、峻烈な山越え。犠牲を払いながらも、一橋慶喜に志を訴えるべく京を目指し――。理想に燃えた男たちの歩みに涙する、歴史長編。
目次
序章
第一章 草莽蹶起
第二章 水府大乱
第三章 山河悠遠
第四章 素志貫徹
終章
第一章 草莽蹶起
第二章 水府大乱
第三章 山河悠遠
第四章 素志貫徹
終章
主要参考文献
解説 末國善己
解説 末國善己
書誌情報
読み仮名 | ギレツセンシュウテングトウニシヘ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 576ページ |
ISBN | 978-4-10-126171-3 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | い-117-1 |
ジャンル | 歴史・時代小説 |
定価 | 869円 |
電子書籍 価格 | 869円 |
電子書籍 配信開始日 | 2015/03/27 |
著者プロフィール
伊東潤
イトウ・ジュン
1960(昭和35)年、神奈川県横浜市生れ。外資系企業に勤務後、作家に。2011(平成23)年、『黒南風の海――加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞、2013年、『国を蹴った男』で吉川英治文学新人賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、『巨鯨の海』で山田風太郎賞を受賞。2014年、『峠越え』で中山義秀文学賞を受賞。著書に『天地雷動』『野望の憑依者』『城をひとつ』『西郷の首』『維新と戦った男 大鳥圭介』などがある。
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