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いまも、君を想う

川本三郎/著

473円(税込)

発売日:2012/11/01

書誌情報

読み仮名 イマモキミヲオモウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-127161-3
C-CODE 0195
整理番号 か-67-1
ジャンル エッセー・随筆、ノンフィクション
定価 473円

家内あっての自分だった。映画、文芸評論の第一人者が綴る、感涙の追想記。

家内あっての自分だった。一人きりで迎える静かな時間の中で、とめどなく蘇る君在りし頃の思い出。手料理の味、忘れられない旅、おしゃれ、愛した猫や思い出の映画……。夫婦二人だけで過ごした35年間のささやかな日常には、常に君がいてくれた。いい時も悪い時も、7歳下の美しく、明るく、聡明な君が──。文芸・映画評論でつとに知られる著者が綴る、亡き妻へ捧げる感涙の追想記。

目次
持てあます野良猫二匹やひとり者

家内、川本恵子は二〇〇八年、五十七歳で逝った
日々の暮しのなかのファッションと小さなたしなみ/三鷹での新婚のころ/ツー・ストライク、ノー・ボール、それでもニッコリまけないぞ/料理好き
「人生で一番の旅は」と聞くと、家内は私と行った台湾と答えた
ロシア旅行のこと、台湾旅行のこと/家計のこと、自由業の妻であること/ファッション評論のこと、アジサイのこと
他愛のない会話がいま懐しい

「一人食う飯はまずく女房と食べた晩飯は楽しかった」(伊藤茂次)
医者の「容赦ない宣告」/家内の本、『魅惑という名の衣裳』/「もっと優しうしといてやりゃあよかった」
静かな葬儀をするということ

幸せだった思い出を語るのが、いちばんうれしいことではないか
在宅看護/善福寺川緑地への散歩/公園墓地と言う霊園で亡き妻を思いひとり弁当を食う
あとがき
「別れ」という重たい代償――西川美和
解説――佐久間文子

著者プロフィール

川本三郎

カワモト・サブロウ

1944年東京生まれ。文学、映画、漫画、東京、旅などを中心とした評論やエッセイなど幅広い執筆活動で知られる。著書に『大正幻影』(サントリー学芸賞)、『荷風と東京』(読売文学賞)、『林芙美子の昭和』(毎日出版文化賞・桑原武夫学芸賞)、『白秋望遠』(伊藤整文学賞)、『マイ・バック・ページ』『いまも、君を想う』『成瀬巳喜男 映画の面影』『老いの荷風』など多数。訳書にカポーティ『夜の樹』などがある。

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