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日々の非常口

アーサー・ビナード/著

539円(税込)

発売日:2009/08/01

書誌情報

読み仮名 ヒビノヒジョウグチ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-127681-6
C-CODE 0195
整理番号 ひ-31-1
ジャンル エッセー・随筆、評論・文学研究
定価 539円

日本語で詩を書くアーサー氏のフツーの日々は、こんなにも刺激的! 朝日新聞の好評連載、待望の文庫化。ユーモラスで鋭いエッセイ集。

日本人より日本通の詩人、アーサーさんの日常とは? 「月極」の読み方に悩み、「ほかほか」の英訳を工夫する。謡いの会では羽織を纏い、クリスマスにはサンタの扮装を。旅先では愛猫に手紙を出そうとし、鈴虫に夏を感じる。「酔っ払う」の英語表現の多さに赤面し、戦争続きの母国を憂う。言葉のフシギから、社会、政治問題まで。日々の鮮やかさに気づかされる愉快で豊かなエッセイ集。

目次
1章 一番食?
ゲッキョク株式会社
ネーミングを汲み取る
落ち葉拾い
クレオパトラのサラダ
生まれ順
バンブーショック
一番食?
夢のバットハウス
ダーウィンと大統領
機内色
猫への手紙
なに南蛮?
ザリガニの目
東西東西
歩き喋り器
ミスプリの命
テケテケ出づる国
大まかな好き嫌い
夏の線引き
豚の耳学問
あれ鈴虫も
ハローとアーソー
店の「変わる顔」
湯の効能
捨てる神、拾う銭
二兎物語
2章 豆を撒かれたサンタ
優雅な無知
落とし物はつらいよ
空飛ぶ一票
雷の内訳
民主化野郎!
村の夕暮れ
馬に履き物、蟹に被り物
寿司シャトル
足もとを見る
御用流行語?
残雪に思う
もういくつ刈ると
鐘を守るためには
横着メロ
鼠や蚕
豆を撒かれたサンタ
剣を鋤に、銃を薪に
ぼけの始まり
アザラシ見
言葉の万能度
貝の音
在留期限
セールラット
巨体満足?
ジョージのおかげ
殺虫罪
夜の自由時間
もったいない話
3章 産婆になりましょう
ベンチの記憶
ツバメの戒め
見え隠れ
アリのまま
経済の音
平均の不平
不安運転
ことばと子どもとこだま
郵便の歌が危うい
春は曙、夏はイナゴ
奇妙な現実
産婆になりましょう
コーヒーの種
ぼくらも仲間?
一筆啓上仕り候
左前の羽衣
どっちもどっち世論
刑務所産業の果実
あれは水車の回る音?
4章 風呂のクジラ
日米捏造国自慢
きぬずれ、ベロずれ
ゲルと馬
金庫の中
風呂のクジラ
ツルツル論
水まわり
いろはいろいろ
チラシの自由
通じない悪態
小切手の利点
数取りの妙
カレンダーの展望
顔つなぎ
七面どうな話
尊い偽善
盗聴ゲーム
いちばんおっかねえ
頭文字の隠れみの
言葉の鏡
何がワニか
線を引く
謝罪の過ち
六千万頭の我が家
水を乞う
あとがき
解説 永江 朗
挿画 田中靖夫

著者プロフィール

1967年、米国ミシガン州生れ。コルゲート大学で英米文学を学び、来日と同時に日本語で詩作をはじめる。2001年、詩集『釣り上げては』で中原中也賞、2005年に『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞、2007年には『ここが家だ―ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞を受賞。詩集に『左右の安全』、絵本に『くうきのかお』『さがしています』、翻訳絵本に『ダンデライオン』、エッセイ集には『出世ミミズ』『空からきた魚』『日々の非常口』『アーサーの言の葉食堂』などがある。

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