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肉体の鎮魂歌

増田俊也/編

693円(税込)

発売日:2015/06/26

  • 文庫

過去の栄光が、今でも俺を縛り続ける――。どん底に墜ちた男の涙を描く、スポーツ傑作選。

人生の勝ち負けって、一体誰が決めるんだ――。地獄から這い上がる男たちを描く、傑作スポーツノンフィクションアンソロジー。長嶋茂雄(野球)/難波昭二郎(野球)/土屋正孝(野球)/瀬古利彦(マラソン)/江夏豊(野球)/中井祐樹(総合格闘技)/吉村禎章(野球)/西本聖(野球)/ホリフィールド(ボクシング)/堀越英範(柔道)/西眞一(サッカー)/王貞治(野球)。

目次
はじめに
沢木耕太郎  三人の三塁手
高川武将  オリンピックに嫌われた男。
山際淳司  江夏の21球
茂田浩司  中井祐樹、戦いの記録/特別な一日。
高山文彦  遙かなる祝祭。――吉村禎章の軌跡。――
海老沢泰久  嫌われた男 西本聖
佐瀨稔  アリを越えた男 イベンダー・ホリフィールド
増田俊也  超二流と呼ばれた柔道家
吉崎エイジーニョ  266ゴールの男
織田淳太郎  スーパースターの涙
おわりに

書誌情報

読み仮名 ニクタイノレクイエム
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 400ページ
ISBN 978-4-10-127813-1
C-CODE 0195
整理番号 ま-41-3
ジャンル ノンフィクション、スポーツ
定価 693円

著者プロフィール

増田俊也

マスダ・トシナリ

1965(昭和40)年生れ。小説家。北海道大学中退後、新聞記者に。2006(平成18)年『シャトゥーン ヒグマの森』で第5回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞し小説家としてデビュー。2012年『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』で大宅壮一ノンフィクション賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。他の著書に北海道大学での青春時代をモチーフにした自伝的小説『七帝柔道記』、『VTJ 前夜の中井祐樹 七帝柔道記外伝』『木村政彦 外伝』などがある。『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』は原田久仁信の作画により『KIMURA』の題名で漫画化されている。

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